メクル第408号 グレゴリオ聖歌を練習 西海北小 あす披露

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手で音の調子を確かめながら歌う子どもたち=西海市立西海北小

 西海市西海町の市立西海北小(長谷川文也(はせがわふみや)校長、93人)で8日、16世紀の音楽を研究している先生を招(まね)いた授業(じゅぎょう)がありました。1582年に長崎を出発し、ヨーロッパのバチカンでローマ法王に会った「天正遣欧使節(てんしょうけんおうしせつ)」が歌ったといわれるグレゴリオ聖歌(せいか)「ミゼレレ」など2曲を1年生から6年生までの全員で歌いました。
 使節は少年4人。このうち中浦(なかうら)ジュリアンは現在(げんざい)の西海市出身といわれています。
 「ミゼレレ」は、少年らがヨーロッパから持ち帰った印刷機で作られた本に楽譜(がくふ)が載(の)っています。講師(こうし)は宮崎(みやざき)大名誉(めいよ)教授の竹井成美(たけいしげみ)さんで、2005年から西海北小で歌い方を教えています。
 子どもたちは体育館に集まり、竹井さんの指揮(しき)で歌いました。低学年は音程(おんてい)を取りやすくするため、手を動かしてリズムを取っていました。4年の松本徳人(まつもとなると)君(10)は「聖歌は元気に歌うのではなく、きれいな声で歌う曲。毎年歌っているが、今年はうまくできた」と話しました。
 27日に開かれる北小まつりで披露(ひろう)します。