あくまで一般論 責任発言で釈明 北村地方創生相

 北村誠吾地方創生担当相は25日の閣議後の会見で、野党議員が政府に事前通告した国会質問が外部流出した問題を巡り、内閣府からの直接漏えいが判明した場合は「責任を取る」と発言したことについて「あくまで一般論として必要な対応を行うという趣旨だった」と述べ、直ちに辞任するわけではないとの認識を示した。
 北村氏は「内閣府の職員の報告を信用しており問題ないと考え、万一、その報告が異なるものであれば一般論として必要な対応を取るとの趣旨で申し上げた」と説明。内閣府から漏えいがあった場合の辞任は「特にそのことを想定したものではない」と述べた。
 問題については「内閣府から漏えいはないと確認しており、特段の対応を取る必要はない」と改めて強調した。
 北村氏は23日の衆院内閣委員会で、内閣府からの直接漏えいについて「ないと確認している」と説明。「責任問題が生じたときには責任を取る」と発言していた。

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