ラグビー熱沸騰、小学校も定員超え

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5人のパス回しに挑戦する児童=10月24日、福井県坂井市春江小学校の校庭

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会が佳境を迎える中、ラグビー熱の沸騰は全国に及び、福井県坂井市にある春江小学校のクラブ活動でもミニラグビーが定員超えの人気を集めている。4強進出はならなかったものの、日本代表の躍進は児童を刺激。24日の後期最初の活動では、慣れない楕円(だえん)のボールを懸命に追っていた。

 同校のクラブ活動にミニラグビーはなかったが、本年度赴任した佐々木誠治教諭にラグビー経験があり、前期の活動から立ち上げた。4強を懸けた日本代表の試合の数日前に行われた後期のクラブ選びでは、定員18人のところ30人近くが希望した。

 2人一組でのパスから始めたこの日は、5人のパス回しまでレベルアップ。佐々木教諭は「おー全日本みたいや」とエールを送り、倒れ込みながらトライする児童も。佐々木教諭は好きな言葉として、ワンチームや試合が終われば互いを尊重するノーサイドなどを挙げながら、ラグビーの魅力も教えた。

 5年生の男児は「(W杯ロシア戦で)3トライした松島幸太朗選手がすごかった。ラグビーをやってみたくなった」と話し、6年生の男児は「トライやパス回しが楽しかった」と目を輝かせた。

 「日本代表の戦いは最高でした。選手の絆を感じた」と佐々木教諭。「たとえ足が遅くても、運動神経がいまひとつでも、それぞれの役割の中で力を発揮できるのがラグビー」と魅力を話していた。