【全国紅葉の絶景】名峰「大山」が七色に染まる、鳥取県の紅葉人気スポット

いよいよ、待ちに待った紅葉の季節が始まります。夏のエネルギーを蓄えたように、赤や黄色に染まる樹々は、私たちを圧倒しますね。全国各地には、美しい紅葉の絶景があります。そこで、TABIZINEでは「全国紅葉の絶景」を連載でお届けします。今回は、鳥取県の人気紅葉スポットです。

紅葉 (平成21年度鳥取県写真コンクール入賞作品)

大山

西日本屈指の紅葉 大山<西伯郡大山町>

大山南壁の紅葉 (平成20年度鳥取県写真コンクール共催者賞作品)

紅葉と大山 (平成20年度鳥取県写真コンクール共催者賞作品)

鍵掛錦秋 (平成20年度鳥取県写真コンクール共催者賞作品)

「東の富士山、西の大山」と謳われる、日本百名山に名を連ねる「大山」。海抜1709mの中国地方最高峰「大山」は、日本で3番目の国立公園で、日本遺産に認定。西日本最大級のブナ林が紅葉すると、山全体が七色に染まります。七色の紅葉が終わろうとする11月中旬~下旬には大山に初冠雪がもたらされ、紅葉の終わりを雪のベールで優しく包み込みます。

大山(だいせん)

【紅葉時期】例年10月下旬~11月上旬

【住所】〒689-3318 鳥取県西伯郡大山町

【入山料】任意の協力金 詳しくはリンク先を参照

http://chushikoku.env.go.jp/pre_2019/post_95.html

【公式サイト】鳥取大山だいせん観光ガイド http://tourismdaisen.com

神社の紋が楓(カエデ) 諏訪神社<八頭郡智頭町>

鎌倉時代、信州の諏訪大社の分霊を奉るために創建された智頭町の「諏訪神社」。軍神・鎮火の神として信仰され、江戸時代は鳥取藩主池田家の祈願所でした。境内には数百本の楓(カエデ)があり、古くから紅葉の名所として知られています。神社の紋が楓(カエデ)であることが納得出来る、紅葉が似合う神社です。

諏訪神社(すわじんじゃ)

【紅葉時期】例年11月上旬~11月下旬

【住所】〒689-1402 鳥取県八頭郡智頭町大字智頭

【拝観料】無料

【関連サイト】鳥取県智頭町観光協会 諏訪神社

http://cms.sanin.jp/p/chizu/kankou/rekishi_miru/suwa/

名君を輩出した池田家の姫 鳥取藩主池田家墓所<鳥取市国府町>

国史跡「鳥取藩主池田家墓所」には、初代藩主・池田光仲(みつなか)から11代・慶栄(よしたか)までの墓碑合わせて78基の墓碑があります。周囲には260基を超える灯籠が家臣などにより供えられており、灯りがともるさまは幻想的。池田家6代藩主池田治道(はるみち)の娘は、毛利、鍋島、島津という幕末から明治維新に活躍した大名家に嫁ぎました。島津家に嫁いだ弥姫は西郷隆盛を重用した島津斉彬(なりあきら)、幸姫は鍋島直正(閑叟)という名君の実母です。

鳥取藩主池田家墓所(とっとりはんしゅいけだけぼしょ)

【紅葉時期】例年11月中旬~12月上旬

【住所】〒680-8063 鳥取県鳥取市国府町奥谷宮下

【紅葉祭り】ライトアップ 11月下旬〜12月上旬予定

【入場料】無料

【公式サイト】鳥取藩主池田家墓所 https://www.pref.tottori.lg.jp/ikedakebosho/

写真提供:鳥取県

名峰「大山」が七色に染まる、鳥取県の紅葉の絶景。ぜひ、紅葉見物に訪れたいものです。

注意:記事掲載の情報は、2019年10月18日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

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