【WS第3戦】小刻みに加点したアストロズが初勝利!

【アストロズ4-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

アストロズとナショナルズによるワールドシリーズは、第3戦から舞台をナショナルズ・パークへ移し、首都ワシントンD.C.でワールドシリーズの試合が行われるのは、1933年以来86年ぶりとなった。アストロズがザック・グレインキー、ナショナルズがアニバル・サンチェスの先発で始まった一戦は、アストロズが2回表と3回表に1点ずつを奪い、4回裏に1点を返されたものの、5回表と6回表にも1点ずつを追加。小刻みに得点して主導権を握り、6投手による継投でナショナルズの攻撃を1点に抑え、4対1で勝利して対戦成績を1勝2敗とした。グレインキーが5回途中7安打1失点で降板したアストロズは、2番手のジョシュ・ジェームスが勝利投手(1勝0敗)となり、6番手のロベルト・オスーナがセーブを記録。一方、ナショナルズ先発のサンチェスは、6回途中10安打4失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

2回表一死二塁からジョシュ・レディックのタイムリーで先制したアストロズは、3回表無死三塁のチャンスでマイケル・ブラントリーがタイムリー内野安打を放ち、1点を追加。4回裏にビクトル・ロブレスのタイムリー三塁打で1点を返されたが、5回表一死二塁からブラントリーが2打席連続となるタイムリーを放ち、6回表にはロビンソン・チリーノスのソロ本塁打でリードを3点に広げた。そのあとの二死満塁のチャンスでアレックス・ブレグマンがショートゴロに倒れるなど、その後は追加点を奪えなかったものの、リリーフ陣がナショナルズの反撃をシャットアウトして4対1で逃げ切り。本拠地でまさかの連敗スタートとなったアストロズだが、2年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて、まずは1勝を手にした。

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