スポニチ記者・万哲が指南「10.27天皇賞」穴馬はコイツだ!

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2018年の天皇賞

秋の競馬は「GI戦線」真っ盛り! 10月27日に東京競馬場でおこなわれる伝統のGI「第160回 天皇賞(芝2000m)」をガイドしてくれるのは、『スポーツニッポン』の「万哲」こと小田哲也記者。万馬券ハンターが、“激走パターン” から見つけた穴馬を指名する!!

「アーモンドアイ」「サートゥルナーリア」の “2強対決” が注目の一戦。波乱が多いレースだが、その理由は「ここが大目標ではない馬が人気になる」からだ。

この後の「ジャパンカップ」、あるいは香港遠征を念頭におき、「とりあえず天皇賞」という馬は多い。今回の2強も、今秋の大目標は、おそらくここではない。そこに穴党のチャンスがあるはずだ。

穴馬の多くが「毎日王冠」をステップにしている。が、2019年の出走馬で「これ」という馬は見当たらない(「ダノンキングリー」は別路線の見込み)。そこで注目は、「宝塚記念」からの直行組。過去10年でも2勝(「ブエナビスタ」「キタサンブラック」)、2着が延べ4頭。これを狙わない手はない。

スワーヴリチャード

「スワーヴリチャード(牡5/栗東・庄野)」は、2018年の「大阪杯」勝ち馬だが、典型的なサウスポー。前走の宝塚記念も、3着に頑張ってはいるが、左回りのほうが、走りは圧倒的にスムーズになる。2018年は10着に大敗したが、スタート直後に不利を受けてのもので度外視。

アルアイン

「アルアイン(牡5/栗東・池江)」は、2000mのGIを2勝。ベストの距離で大目標はここだろう。2018年は瞬発力勝負で切れ負けし4着だったが、とにかく大崩れしない強さがある。成績のわりには不思議と人気がないのも、穴党には大きな魅力だ。

ワグネリアン

「札幌記念」からの直行も、天皇賞への “隠れ王道” だ。「トーセンジョーダン(2011年)」や、「モーリス(2016年)」のがこのケース。2019年は、「ワグネリアン(牡4/栗東・友道)」だ。ダービー馬だが、血統面からも、最適距離は2000mではないか。重賞2勝の東京コース。最高の条件が揃う舞台で一発あり。

一方、前走「オールカマー」4着で株を下げたのが、2018年の覇者「レイデオロ(牡5/美浦・藤沢)」。あのレースを見る限り、本番での巻き返しは難しそう。だが、GIの速いペースになれば一変の可能性も。人気が極端に落ちるようなら買ってみたい。

【天皇賞(秋)の穴馬激走パターン】
(1)毎日王冠で負け、人気の盲点に(「エイシンフラッシュ」「ステファノス」など)
(2)宝塚記念からの直行(「スクリーンヒーロー」「レインボーライン」)
(3)札幌記念から、2000mに重点(「トーセンジョーダン」)

次のページでは、過去の天皇賞(秋)での穴馬の活躍を、データで紹介する。

2017年天皇賞(秋)。宝塚記念からの直行馬が1~3着

【天皇賞(秋)近10年・3着以内・5番人気以下の穴馬データ】

《2009年》
・1着「カンパニー(牡8/5番人気)」/前走・毎日王冠1着
・2着「スクリーンヒーロー(牡5・7番人気)」/前走・宝塚記念5着

《2010年》
なし

《2011年》
・1着「トーセンジョーダン(牡5・7番人気)」/前走・札幌記念1着
・3着「ペルーサ(牡4・6番人気)/前走・天皇賞(春)8着

《2012年》
・1着「エイシンフラッシュ(牡5・5番人気)」/前走・毎日王冠9着

《2013年》
・1着「ジャスタウェイ(牡4・5番人気)」/前走・毎日王冠2着

《2014年》
・1着「スピルバーグ(牡5・5番人気)」/前走・毎日王冠3着

《2015年》
・2着「ステファノス(牡4・10番人気)」/前走・毎日王冠7着
・3着「イスラボニータ(牡4・6番人気)」/前走・毎日王冠3着

《2016年》
・2着「リアルスティール(牡4・7番人気)」/前走・安田記念11着
・3着「ステファノス(牡5・6番人気)」/前走・毎日王冠5着

《2017年》
・3着「レインボーライン(牡4・13番人気)」/前走・宝塚記念5着

《2018年》
・3着「キセキ(牡4・6番人気)」/前走・毎日王冠3着

おだてつや
スポーツニッポン紙の競馬担当。数々の特大万馬券を的中させ「万哲」の異名をとる名物記者。2009年の菊花賞では8番人気スリーロールスに◎、 2018年の天皇賞(秋)は6番人気キセキに◎を打った

写真提供・JRA

(FLASH DIAMOND 2019年11月15日増刊号)