「夫を殺したかも」自首…自宅に遺体 61歳妻を遺棄容疑で逮捕

 同居する男性の遺体を自宅に放置したとして、神奈川県警港北署は26日、死体遺棄の疑いで、横浜市港北区大倉山4丁目の女(61)を逮捕した。同容疑者は「夫の顔に布団をかけ、口に手をかぶせた」という趣旨の供述をしており、署は遺体を司法解剖して男性が死亡した経緯についても調べる。

 逮捕容疑は、同日午前3時ごろ、自宅アパート2階の居室で、事実婚の関係にあった無職の男性(70)の遺体を遺棄した、としている。

 署によると、同5時40分ごろ、同容疑者が「夫を殺してしまったかもれない」と署に自首した。署員が居室内で布団に横たわっている男性の遺体を見つけた。

 同容疑者は男性と2人暮らしで、数カ月前から寝たきりとなっていた男性を介護していたという。

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