【ラグビーW杯】「にわかだけど、はまりました」 NZ・イングランド戦、横浜のPV大歓声

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ファンゾーンで、イングランドの攻撃シーンに盛り上がるファンら=26日午後6時10分ごろ、横浜市西区の臨港パーク

 ニュージーランドとイングランドが対戦したラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の準決勝・第1試合。試合前の世界ランク1、2位で「事実上の決勝戦」と呼ばれる大一番となった。横浜市港北区の日産スタジアム周辺や同市西区のファンゾーンは、試合前から大勢の観客が集まり、大歓声が横浜の夜空にこだました。

 競技場周辺には、国内外からファンが集結した。ニュージーランド在住の男性(40)は「お互い五分五分でぶつかり合う見応えのある試合に期待したい」。夫と娘、息子の4人で観戦に来た女性(34)=相模原市中央区=は「何よりも地元・神奈川でやってくれてうれしい。大好きなラグビーがこんな近くで見られることに胸騒ぎがする」と興奮ぎみに話した。

 6万8843人の大観衆が集まった競技場。会社員の男性(46)=名古屋市=は「事実上の決勝を見ることができて感無量。ブームに終わらず人気が根付いてほしい」。会社員の女性(27)=東京都練馬区=は「正直、にわかファンだけど、はまりました」と両チームの選手らを見つめていた。

 横浜・みなとみらい21(MM21)地区の臨港パークに設けられたファンゾーンには、パブリックビューイングを見ようと約1万3700人が訪れた。苦戦していたニュージーランドが後半、トライを決めると、大きな拍手と歓声が上がった。ノーサイドの笛が鳴り響くと、敗れたニュージーランドの健闘に惜しみない拍手が送られた。

 ニュージーランド代表「オールブラックス」のユニホーム姿の女性(41)は「チームの状態が想像以上に良くなかった」と肩を落とした。一方、英国ヨークシャー出身の男性(65)は「(W杯で負け続けていた)ニュージーランドを打ち負かす瞬間を見たかったのですっきりした。あとは優勝するしかない」と勝利に酔いしれた。