高校バレー大分県代表決定戦、女子の東龍は20連覇 【大分県】

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【女子決勝・東九州龍谷-大分商】第1セット、スパイクを放つ東九州龍谷の荒木=べっぷアリーナ
1年生が多く若いチームで快勝した東九州龍谷の選手ら

 第72回全日本バレーボール高校選手権県代表決定戦最終日は26日、別府市のべっぷアリーナで男女の決勝があった。男子決勝は大分南が鶴見丘を3―1で下し、初の頂点に立った。女子決勝は東九州龍谷が大分商に3―0で快勝し、20年連続35回目の栄冠に輝いた。男女の優勝校は全日本選手権(来年1月5日開幕・東京都武蔵野の森総合スポーツプラザ)に県代表として臨む。 

 【評】東九州龍谷が大分商を振り切り、快勝した。

 東九州龍谷は、序盤から自慢の高速コンビバレーを展開した。第1、2セットを荒木を中心に得点を重ねて連取。第3セットも佐藤や室岡のサービスエースが決まるなど、着実にポイントを重ねていった。

 大分商は、粘り強くボールをつないで対抗したが及ばなかった。

〇多彩な攻撃、ワンチーム

 女子の東九州龍谷は危なげない試合運びで20連覇を達成した。今年からチームを率いる竹内誠二監督は「1年生が多く若いチームだが、3年生がワンチームにまとめてくれた」と最上級生の頑張りをたたえた。

 準決勝(20日)の臼杵戦で1セットを失うなど後手に回る場面も目立った。荒木彩花主将(3年)は「茨城国体で準優勝した変な自信から、前の試合は自分たちのプレーができていなかった」と振り返りながら、「自分たちのバレーができれば負けない」と気を引き締めて決勝に臨んだ。

 荒木主将はプレーでチームを鼓舞。スパイクやブロックで得点を重ねると、エース室岡莉乃(2年)の強打も決まり第1セットを先取した。上級生に引っ張られるように、1年生トリオも躍動。セッター新改星南の絶妙なトス回しに、佐村真唯、折立湖雪が次々とスパイクを決めるなど、多彩な攻撃でストレート勝ちした。

 次は国体であと一歩及ばなかった日本一に挑む。荒木主将は「最後のチャンスでつかみ取りたい」と力強く宣言した。

〇大分商、女王にはね返される

 大分商は粘りを見せたが、女王の分厚い壁にはね返された。森栄一郎監督は「レシーブが崩され、狙っていたサイド攻撃が思うようにできなかった」と振り返った。

 2セット連取されて後がなくなった第3セットは、序盤にリードを奪うなど意地を見せた。後藤優姫主将(3年)は「第1セットでいいゲームができていれば展開は違ったと思う」と悔やんだ。