<台風19号>菅官房長官、県内被災地を視察 地元住民や首長らと意見交換「生活再建の支援、幅広く対応」

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決壊した都幾川右岸堤防の改修工事などについて担当者の説明を聞く菅義偉官房長官(左から4人目)ら=26日午後、東松山市早俣地区

 菅義偉官房長官は26日、台風19号の被害や復旧状況を確認するため、埼玉県の坂戸、川越、東松山市の河川の決壊や浸水被害の現場を視察、地元住民や首長らと意見交換した。地元の山口泰明衆院議員(10区)の要請を受けた。菅氏は「被災者の生活再建のため廃棄物やがれき、土砂の撤去、被災者向けの住居の確保、農業や商業者向けの支援など、幅広く、しっかり対応して行きたい」と話した。

 菅氏は、坂戸市の越辺川左岸の堤防決壊現場や、同右岸の決壊で浸水、入居者らが一時孤立した川越市の特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」を視察した。

 東松山市では、早俣地区の都幾川右岸の堤防決壊現場や被災民家を視察、片付けに追われる住民らを激励。市民文化センターでは住民、農業、商業、観光などの代表者や、森田光一東松山市長ら被災自治体(13市町)の首長らと意見を交換した。

 菅氏は記者団に「被害の実態を目の当たりにして、地域の皆さんの切実な思いに応えられるよう復旧、復興に全力で取り組みたい」と述べた。

 また埼玉での視察に先立ち、首相官邸で行われた非常災害対策本部会議に出席。台風15号と19号被害の復旧状況について確認したほか、25日の千葉県などでの豪雨被害の現状について協議した。