【WS第4戦】ブレグマン満塁弾 アストロズがタイに

【アストロズ8-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズが2勝、アストロズが1勝で迎えたワールドシリーズ第4戦は、初回に2点を先制したアストロズが主導権を握る展開となった。4回表にロビンソン・チリーノスの2ラン本塁打でリードを4点に広げたアストロズは、先発の新人ホゼ・ウルキディが5回2安打無失点の好投。6回裏にリリーフ陣が満塁のピンチを招き、1点を失ったものの、7回表にアレックス・ブレグマンが満塁本塁打を放ち、試合を決めた。連勝で対戦成績を2勝2敗のタイとしたアストロズは、ウルキディがワールドシリーズ初勝利をマーク。一方、ナショナルズ先発のパトリック・コービンは、6回7安打4失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

初回のアストロズは、一死からホゼ・アルトゥーベ、マイケル・ブラントリー、ブレグマン、ユリ・グリエルの4連打で2点を先制。ウルキディが好投を続けるなか、4回表には女房役のチリーノスが貴重な追加点となる2ラン本塁打をレフトスタンドへ叩き込んだ。6回裏一死満塁のピンチは、3番手のウィル・ハリスが最少失点で凌ぎ、直後の7回表にブレグマンが左翼ポール際への満塁弾。この時点で7点リードとなり、アストロズの勝利が決定的となった。その後はアストロズのリリーフ陣がナショナルズの反撃を封じて8対1のまま試合終了。ゲリット・コールとマックス・シャーザーの投げ合いとなる第5戦で勝利したチームが、ワールドシリーズ制覇に王手をかける。

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