台風と大雨、死者の半数は車中で

「災害発生前に移動を」

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記録的な大雨で、水に漬かった車=26日、千葉県佐倉市

 台風21号と低気圧の影響による大雨で、福島、千葉両県で死亡した10人のうち5人は車で移動中に被害に遭っていたことが28日、両県などへの取材で分かった。車が水没したり流されたりした。行方不明となっている2人のうち1人も同乗者だった。台風19号でも死者の約3割に上っており、専門家は「災害発生前に移動を終えることが重要だ」と指摘している。

 千葉県では道路の冠水で水没した車の中や、その近くで男性3人の遺体が見つかった。車ごと川に流され死亡した男性もいた。福島県相馬市では母親と息子が乗った軽乗用車が流されたとみられ、母親が遺体で見つかり息子は行方不明になっている。