「お二人は......呪われました」乙一、4年ぶりの新作は自身監督作品の原作小説『小説 シライサン』発売決定!

『GOTH リストカット事件』や『失はれる物語』で知られる乙一氏。 株式会社KADOKAWAは、 4年ぶりの書き下ろし長編小説『小説 シライサン』を11月21日(木)に発売する。

乙一氏は1996年に『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説大賞を受賞し小説家デビューを果たし、 2003年には『GOTH リストカット事件』では第3回本格ミステリ大賞を受賞。 乙一以外の名義でも小説や脚本、 映画を発表してきた著者が、 4年ぶりに乙一名義で書き下ろした完全新作が『小説 シライサン』だ。

本書は、 2020年1月10日(金)に公開される、 自身の初長編映画監督作品(安達寛高名義)「シライサン」の原作小説 であり、 とある怪談話を聞いた人間に怪異が襲い来るノンストップホラー。また、 オリジナルストーリーのコミカライズ版『シライサン ~オカルト女子高生の青い春~』(原案:乙一 漫画:崇山 祟/株式会社扶桑社)も11月28日(木)に発売決定 。 小説、 映画、 漫画と様々なかたちで、 乙一ワールドを楽しもう。

■あらすじ
「お二人は……呪われました」
親友の香奈の変死を目撃した女子大生・瑞紀の前に現れたのは、 同じように弟の和人を亡くした青年・春男だった。 何かに怯え、 眼球を破裂させて死んだ二人の死の真相を探るべく、 富田詠子という女性のもとを訪れた瑞紀と春男は、 詠子からとある怪談話を聞く。 それは異様に大きな目の女が、 追いかけてくるというものだった。 怪談に出てくる女の名前を頑なに口にしなかった詠子だったが、 ひょんなことからその名を瑞紀たちに伝えてしまう。 それから瑞紀たちの周囲にも怪異が起き始めて……。

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