能楽の面白さ学ぼう 富山・新庄北小で鑑賞会

トンビの鳴きまねを体験する児童=富山市新庄北小学校

 子どもたちが一流の舞台芸術に触れる能楽鑑賞会が28日、富山市新庄北小学校(相川仁校長)で開かれ、全校児童585人が能や狂言の魅力を味わった。

 能楽実演団体「皐風会(こうふうかい)」(東京)が狂言「柿山伏」と能「羽衣」を上演した。体験会も開かれ、児童たちは会員から狂言の姿勢や発声を教わった。サルやトンビなどの鳴きまねにも挑戦した。

 文化庁が「文化芸術による子供の育成事業」の巡回公演として、県教育委員会、市教委と主催した。月内に県内3校でも開かれる。

狂言の発声に挑戦する児童=富山市新庄北小学校
能「羽衣」を鑑賞する児童=富山市新庄北小学校
狂言「柿山伏」を鑑賞する児童
狂言の姿勢を教わる児童=新庄北小学校

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