ラグビーは「ボールを持った鬼ごっこ」 世界のレジェンドが子ども100人に指導

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日本代表は「8強」で「ラグビーW杯2019日本大会」を終えたが、その熱狂は、子どもたちへも受け継がれていっている。

ラグビー界のレジェンド達の指導で、キックを練習する子どもたち

2019年10月28日、東京・杉並区の早稲田大ラグビーグラウンド(上井草)で、世界のレジェンド達による「ラグビー体験会」が開催された。登場したのは、

ジョニー・ウィルキンソン氏(元イングランド代表)、ブライアン・ハバナ氏(元南アフリカ代表)、ブライアン・オドリスコル氏(元アイルランド代表)、ウィル・グリーンウッド氏(元イングランド代表)、ローレンス・ダラリオ氏(元イングランド代表)。

そして、元日本代表主将で、TBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」でも俳優として活躍した廣瀬俊朗氏だった。

子どもたちは、3歳~小学校高学年の約100人。レジェンド達のパスやキックに、皆「キャー、キャー!」と騒ぎまくった。

キックの名手が「足のここに当てた方がいいよ」

早大ラグビー部グラウンドということもあり、早大の現役選手たちも練習を手助けした。ラグビーを理解できない小さな子どもたちに、選手たちは「皆、ボールを持って鬼ごっこしよう!」と話した。すると、子どもたちは大喜びで、ピッチ上を走りまくっていた。

また、イングランドを初の優勝に導いたウィルキンソン氏は、その正確なキックを子どもたちに披露。車のバックハッチにある「目標」を、正確なキック狙うように指導した。日が傾いても、キックティーへと丁寧にボールを置き、「ナイスキック!」、「グッドジョブ!」と、1人ずつの目を見て、語りかけてくれた。

廣瀬氏も、キックの名手。「足のここに当てた方がいいよ」と、手取り足取り、懸命に教えた。また、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」について聞かれた廣瀬氏は、

「続編? どうだろうね...。今度、テレビ局の人に聞いてみるよ!」

と、優しい笑顔を見せた。

恐らく、子どもたちは、彼らがどれほどのレジェンドなのか、知る由もないだろう。しかし「ラグビーって楽しい」、「面白い」と感じてくれたことも、また事実である。レジェンド達は「伝道師」として、日本の子どもたちに温かく接してくれた。

その気持ちへの感謝、そして日本のラグビー界を背負って行くであろう子どもたち。戦いは、これからも続いていく。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)