駅はレトロ、女将ら出迎え JR人吉駅でノスタルジック人吉

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SL人吉の乗客を出迎える「人吉温泉さくら会」の女将ら=人吉市

 肥薩線が開通した110年前のレトロな雰囲気を再現するイベント「ノスタルジック人吉」が27日、人吉市のJR人吉駅であった。市内の観光関係者らが明治・大正時代の光景を演出し、観光客を楽しませた。

 地元温泉旅館の女将[おかみ]らでつくる「人吉温泉さくら会」が2009年の肥薩線全線開通100年を機に始め、11回目。

 JR九州の観光列車「SL人吉」が到着すると、着物やドレス姿の女将ら約200人がホームでお出迎え。地元住民もバイオリンやアコーディオンの演奏で盛り上げた。駅前広場では、多くの観光客が人力車に乗って記念撮影を楽しんでいた。

 東京から訪れた会社員の加藤裕子さん(62)は「とてもにぎやか。昔の情景を味わえて楽しいですね」と笑顔で話した。(小山智史)

熊本日日新聞 2019年10月28日掲載