「まだ夢に見る…」ペニー・ワイズ役のビルが語る「IT」

©株式会社近代映画社

2019年11月1日(金)公開「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」で「IT」の恐怖の根源となっている、不気味なピエロのキャラクター、ペニー・ワイズを演じるビル・スカルスガルドのインタビューをお届け。

撮影を終えた今でもペニーワイズの夢を見るよ

前作に続いてIT=それを怪演するのはビル・スカルスガルド。スウェーデン出身の名優ステラン・スルスガルドを父に持つ美形俳優で、不気味なピエロメイクとのギャップに驚かされる人も多いはず。今回の撮影について感想を聞いた。

──ペニーワイズ役に戻るのはどんな気分でしたか?

『この二作目のテスト撮影で現場に行って「アクション!」の声を聞いた途端、ペニーワイズが自然と戻ってきたんだ。メイクもしていないのにね。自分の中にこれほどペニーワイズが残っていたことにショックを受けたよ。前作の撮影では半年近くペニーワイズになりきっていて、撮影が終わった後に夢を見たんだよね。僕がペニーワイズになってストックホルムを歩いているという夢だ。「このメイクで人前を歩くのはまずい!」と焦っていたよ(笑)』

──今回ペニーワイズにはどんな変化が見られるのでしょうか?

『原作本では、ペニーワイズは少し子どもたちを恐れてもいる。だけどそう思っていることを描いたら、この悪者を弱く見せてしまうことになる。だから僕らは、彼が子どもたちに戻ってきてほしいと思っていることにした。彼はそれを楽しむ。ルーザーズとマインドゲームをやることを。復讐を果たすことを。彼にはマゾヒスティックなところがあるんだ。映画ではその変更を加える必要があったよ』

──今回もっとも印象に残っているシーンはどこですか?

『映画の最後のシーンだ。あれはこれまでにやった中で間違いなく最も奇妙なシーンだった。僕は、泣いて、吐きそうになって、叫んで、笑って、というのを同時にやっていたんだ。狂気との境目だった。そうであるべきシーンなんだけどね』

──まだペニーワイズの夢は見ますか?

『今でも彼の夢を見るよ。彼はまだここにいる。そして僕は、彼のことがなんとなく好きだなと思っているんだよ(笑)』

Photo by Robby Klein/Contour by Getty Images

「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」
2019年11月1日(金)公開

原題:IT 第2章/アメリカ/2019年/2時間49分/配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:アンディ・ムスキエティ/出演:ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャステイン、ビル・ヘイダー、ビル・スカルスガルド
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.