JR東海「うまし うるわし 奈良」で日本のはじまりの地・橿原神宮へ

橿原神宮と柏原(かしはら)

JR東海は”令和元年、「日本のはじまり」へ”と題し、2005年から行っている奈良をPRするキャンペーン『うまし うるわし 奈良』にて橿原神宮への旅を展開中。

橿原神宮 内拝殿

一般的に橿原神宮は、奈良県を代表する観光地「東大寺」や「奈良公園」ほど認知度はありませんが、それらの場所に匹敵するほど歴史深い荘厳な神社です。

第一代天皇 神武天皇とその皇后が祀られた橿原神宮は日本発祥の地でもあります。時代の節目、令和元年の秋に日本のはじまりの地へ原点回帰!ということで、柏原(かしはら)が橿原を堪能してきました。

橿原神宮で内拝殿特別参拝を体験

橿原神宮 境内

天照大神(あまてらすおおかみ)の血を引く神武天皇が、豊かで平和な国づくりを目指し、畝傍山(うねびやま)の東南の麓に創建したのが橿原宮です。橿原神宮は、その橿原宮址に神武天皇とその皇后をお祀りして明治二十三年に創建されました。なんと東京ディズニーランドがすっぽり入ってしまう敷地の広大さ。

第一鳥居

第一鳥居も迫力がありますね。鳥居の上部は昭和15年の台湾ヒノキが使用され、その下の新しい木はカナダ産のヒノキを使用して建てられたそう。鳥居をくぐると両側には”橿原”の地名の由来とされる橿の木を含む様々なカシ類の木が生い茂っています。種類が豊富なので、木の根元には形の異なるどんぐりがたくさん落ちていました。

廻廊
内拝殿 正面

奥へ進み、いよいよ内拝殿特別参拝を体験。御祓を受けた後、廻廊を通り普段は入ることのできない内拝殿へ。こちらで参加者全員で参拝します。終始厳かな雰囲気で執り行われ、緊張感が漂っていました。

廻廊の端から眺める内拝殿

内拝殿の後ろには、祭典の諸儀を行う幣殿と御祭神が鎮座される本殿、更に後ろには畝傍山がそびえ立ち、静寂な時の流れの中に神聖なパワーが溢れているような何とも不思議な空間です。

JR東海ツアーズでは通常入ることのできない内拝殿前で神職の方ご案内のもと、ご紹介した特別参拝が体験できるプラン『「橿原神宮」内拝殿特別参拝・勅使館特別公開といにしえの奈良 飛鳥(JR東海「50+」特別企画)』も。11月5日(火)、17日(日)に敢行されるそうなので、ご興味のある方は、JR東海ツアーズ 50+旅行プラン(https://www.jrtours.co.jp/50plus)をお早めにご確認ください!

1日のはじまりに!朝拝も体験

橿原神宮 朝拝体験

特別参拝として、橿原市観光協会が行なっている「橿原神宮朝拝体験ツアー」もございます。朝拝とは、神職の方が「大祓詞(おおはらえことば)」という祝詞を唱えて毎朝お参りすること。今回はそんな朝拝も体験させて頂きました。

勢揃いする神職

参列し渡された「大祓詞」を神職の方の後に続いて一緒に唱えます。神職の方々がずらっと並んでいる姿は圧巻ですね。朝拝の後は、内拝殿から参拝して終了です。早朝は空気が澄んでいるのでとても気持ちが良いですよ。清々しい気分で一日をスタートできるのでオススメです。

「橿原神宮朝拝体験ツアー」は一般社団法人橿原市観光協会が実施しています。前期(7月~10月)は終了してしまいましたが、後期は令和2年2月、3月に実施予定とのこと。日程が決まり次第、橿原市観光協会のHP(https://www.kashihara-kanko.or.jp/index.html)にて掲載されるそうなので、是非チェックしてみてくださいね。

橿原神宮は見どころ満載

外拝殿から参拝する柏原
外拝殿からの眺め

内拝殿での正式参拝や朝拝も特別感があって良いですが、外拝殿からの参拝でも十分堪能できますよ。周囲を廻廊に囲まれた外院斎庭越しに見る朱色の内拝殿と背景に生い茂る木々のコントラストは趣があります。

七五三の際に使用される碁盤。こちらから子供たちが飛び降り、無病息災を祈願するそう。
神武天皇が戦の勝敗を占ったという鮎をかたどった「鮎みくじ」

囲碁の用具の一つで碁石を打つ板、碁盤(ごばん)や女性に人気の「鮎みくじ」を用意されていました。

特別記念品のプレゼントも

クリアファイルのプレゼント

JR東海で行われている『うまし うるわし 奈良』“橿原神宮編”キャンペーンの期間中に橿原神宮で御朱印を受けられた「『京都駅』『新大阪駅』着のエクスプレス予約/スマートEXの商品を利用された方」および「JR東海ツアーズの対象旅行商品で旅行された方」には特別記念品として、橿原神宮の内拝殿が描かれたクリアファイルがプレゼントされるそう。

橿原神宮 御朱印所

橿原神宮御朱印所(9:00~16:30)にて2019年12月8日(日)まで開催中。詳しくは「うまし うるわし 奈良」のHP(https://nara.jr-central.co.jp/)をご確認ください。

「勅使館」期間限定 特別公開情報へつづく。。

(記事:柏原美紀、写真:神森沙織)

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