アーセナルで「17歳以下のプレミアデビュー」した9名、今はどこに?

今季は若きブラジル人FWガブリエウ・マルティネリの大ブレイクが驚きを与えているアーセナル。

しかし18歳の彼はアーセナルのプレミアリーグ最年少出場記録を紐解くとTOP10にも入らない。

ではこれまでアーセナルで「17歳以下でプレミアリーグに出場した選手」は誰がいるのか?9人の選手を特集しよう。

ジャック・ウィルシャー

デビュー時年齢:16歳と256日

アーセナルで唯一16歳にしてプレミアリーグに出場したウィルシャー。2008年9月のブラックバーン戦でロビン・ファンペルシーとの交代から途中出場した。

それから197試合に出場したものの怪我に悩まされることが多く、才能を100%発揮できず。2018年夏にウェストハムへとフリーで去っていった。

セルジュ・ニャブリ

デビュー時年齢:17歳と98日

2012年の10月20日に行なわれたノリッジ・シティ戦でプレミアリーグデビューを果たしたニャブリ。ジャック・ウィルシャーに次ぐ若さでの初出場となった。

その後、膝の重い怪我とローン先だったWBAでの失敗で調子を落としてしまったものの、2016年にドイツのブレーメンに移籍してから復活。現在はバイエルンで重要なアタッカーとなっている。

セスク・ファブレガス

デビュー時年齢:17歳と103日

カップ戦では16歳でデビューしていたが、プレミアリーグへの出場は2004年の開幕戦。クラブ史上最年少ゴール記録は彼が保持している。

2011年にユース時代を過ごしたバルセロナへと戻り、それからチェルシーを経て現在はフランス・リーグアンのモナコに所属している。

エインズリー・メイトランド=ナイルズ

デビュー時年齢:17歳と112日

2014年12月9日のUEFAチャンピオンズリーグでプロとしてのデビューを飾ったメイトランド=ナイルズは、その3日後に行なわれたニューカッスル戦でプレミアでも初出場した。

現在22歳となっているが徐々にアーセナルでの出場機会を得ており、ベジェリンの穴を埋める形でサイドバックに定着している。

ギャヴィン・マッガワン

デビュー時年齢:17歳と113日

90年代に若くしてアーセナルにデビューしたギャヴィン・マッガワンは、ルートン・タウンのサポーターでもなければあまりよく知らない選手だろう。

彼は1997-98シーズンのプレミアリーグでデビューしたもののアーセナルでは7試合しか出場しておらず、後にルートン・タウンへ移籍。25歳という若さで引退し、体育教師に転職した。サッカー指導者としてもUEFA Bライセンスを所有している。

ブカヨ・サカ

デビュー時年齢:17歳と118日

現在アーセナルの中でもっとも期待されるヤングスターとなったブカヨ・サカ。今年1月1日に行なわれたフラム戦でアレックス・イウォビと交代出場し、デビューを果たした。

またヨーロッパリーグでのアイントラハト・フランクフルト戦ではすでに初ゴールも決める活躍を見せ、一気に評価を高めている。

セオ・ウォルコット

デビュー時年齢:17歳と156日

アーセナル加入前のサウサンプトンでプロデビューを飾っているが、そのときは2部であった。プレミアリーグ初出場は2006年8月のアストン・ヴィラ戦で、フレーデリク・ユングベリとの交代だった。

それからアーセナルではプレミア270試合に出場するなど主力の1人として起用されたが、若い頃に期待されたほどは活躍できず。2018年にエヴァートンへと移籍している。

アーロン・ラムジー

デビュー時年齢:17歳と262日

16歳にしてカーディフ・シティでプロデビューを果たし、それからまもなくアーセナルへと引き抜かれてきたラムジー。トゥウェンテとのCLプレーオフでデビューし、そのブラックバーン戦でプレミアでも初出場した。

アーセナルでの11年間でプレミア262試合に出場した後、今夏契約満了でユヴェントスへと移籍を決断。イタリアで新たな冒険を始めている。

チュバ・アクポン

デビュー時年齢:17歳と340日

アーセナルのアカデミーでは「次なるエース」として期待されたアクポン。6歳からクラブの下部組織で育成され、2013年9月14日のサンダーランド戦でプレミア初出場を果たしている。

しかしそれから6つのクラブへローン移籍を繰り返し、トップチームには定着できず。昨年ギリシャのPAOKに移籍しており、現在は期待のFWカロル・シュウィデルスキとポジション争いを繰り広げている。

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