ネット上で男性に怒りの声が殺到 ニコ生配信中に富士山に落ちた“という”人物が「無事です」

山頂に向かっていく…

28日、ニコ生配信者が富士山を登山中に滑落するといった事故が発生。動画生配信中の事故ということでも話題となり、ニュース番組でも取り上げられています。

動画視聴者からの通報により、警察も捜索中という事ですがいまだ発見には至っていないようです。

そんな中、『ニコ生で生放送中に富士山に滑落したTEDZUです、無事生きてます』といった動画がYouTubeで配信されました。

その問題の動画がこちらです。

動画には一人の男性が写っており、『右足が全く動きません』『顔の麻痺もある』『生きててよかったなって思います』『落ちたことも一つの成長』『また登ります。それで落ちても本望』『支援待ってます』などといった発言がありますが、実はこの動画は全くの別人による悪質ななりすまし。

他にも配信している動画を確認すると『新宿区市谷山伏町の病院駐車場で通り魔殺人の犯人は僕です』『愛知県豊明市で突然フロントガラスを叩き割ったの僕です』『山梨県道志村オートキャンプ場で女の子を誘拐したのは僕です』といったタイトルのものが見受けられ、大きな事件や事故があるたびに、こうした悪質ななりすましと虚言を繰り返しているようです。

こうした動画に対し、ネット上では怒りの声が殺到。

「偽物が生存報告の動画アップしてるって信じられないんだけど…閲覧数稼ぐ為だけでそこまでゲスになれるもんなのか…」

「これで捜索打ちきりになったらどうすんのよ、そこまで考えてるの?」

「こう言うのはダメだ。冗談のつもりか知らないが死に繋がるものは特に許してはならない」

「何でこんな事するのか理解に苦しむ」

「不謹慎なんだけど。逮捕されればいいのに」

「警察の捜査・捜索を妨害する行為ってわからんの?」

「安否不明の方のことを…人の生死を… 利用して再生回数稼ごうなんて外道」

といったコメントに加え、通報も相次いでいるようでした。

いずれにせよ、滑落した配信者が無事に発見されることを祈るばかりです。(文◎絹田たぬき)

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