QuectelがBroadcom BCM47755 GNSSチップに基づくデュアルバンド高精度測位モジュールを発表
AsiaNet 81337 （2137）
【上海2019年10月29日PR Newswire＝共同通信JBN】セルラーおよびGNSSモジュールで世界をリードするサプライヤーQuectel Wireless Solutionsは29日、Quectel LC79Dが量産に入り、購入可能になったと発表した。LC79DはL1/L5高精度GNSSモジュールで、現在市場に流通しているL1 GNSSソリューションよりもはるかに優れたコストとパフォーマンスレベルを提供する。
BroadcomのBCM47755に基づくこのソリューションは、GPS、ガリレオ、QZSS衛星のL1およびL5バンド、GLONASSおよびBeiDou衛星のL1バンド、IRNSSのL5バンドを同時にサポートする。マルチGNSSサポートと、統合されたLNAおよびSAWにより、LC79Dは1メートル近い精度を達成し、都会の深いビルの谷間でも非常に優れた性能を発揮する。業界をリードするパフォーマンス、スタンドアローン運用、低消費電力、低コストの組み合わせによって、より高性能のGNSSソリューションを必要とする人にとって理想的なソリューションとなる。
Broadcomの無線通信・コネクティビティー部門の製品マーケティングディレクターであるピラサン・パイ氏は「BroadcomはQuectelのLC79Dで同社と提携することをうれしく思う。QuectelのLC79DはBroadcomのBCM47755デュアル周波数GNSS受信機チップを利用することで、都会の深いビルの谷間において精度の向上、低消費電力、パフォーマンスの向上を享受できる高精度およびIoT市場向けの主要なソリューションの1つとして、独自のポジションを得ている」と述べた。
QuectelのGNSS部門のマーク・マレー販売担当副社長は「LC79Dは現在市場に出回っているどのソリューションよりも非常に優れたパフォーマンスとコストを提供する。1メートル近い精度と低消費電力、低コストにより、IoT、トラッキング、精密農業、ドローンおよび高精度を必要とするすべての人にとっての完璧なソリューションとなる。Host Modeでは、LC79DはeBike、ロボット工学、自動運転市場に焦点を当てた推測航法もサポートすることができる」と述べた。
LC79Dは、超小型10.1ミリ× 9.7ミリのパッケージで販売される。サンプルと開発キットは現在入手可能だ。
▽Quectel Wireless Solutionsについて
Quectel Wireless Solutions Co., Ltd.は、5G、LTE/LTE-A、NB-IoT/LTE-M、UMTS/HSPA(+)、GSM/GPRS、GNSSなど最新の無線テクノロジーをカバーする広範な製品ポートフォリオを保有するセルラーとGNSSモジュールで世界をリードするサプライヤーである。Quectelの製品は、スマート決済、テレマティクスと輸送、スマートエネルギー、スマートシティー、セキュリティー、無線ゲートウエー、産業、ヘルスケア、農業、環境モニタリングなどのIoT／M2M分野で幅広く利用されている。詳細はQuectelのウェブサイト、LinkedIn、Facebook、Twitterのページを参照。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191029/2624981-1
ソース：Quectel Wireless Solutions Co., Ltd.
添付画像リンク先：
http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=349265
