福岡の深夜番組が発掘した奇跡の実話、豪華キャストで来春ドラマ化決定!

FBS福岡放送は開局50周年を記念して、スペシャルドラマ「天国からのラブソング」を2020年春に放送すると発表した(放送日時未定)。

同作は、とある家族の“愛”が生んだ感動の実話を元に制作される。このドラマの“原作”となったのは…実はFBS福岡放送で放送中の人気番組「発見らくちゃく!」(月曜深夜)に寄せられた“ある依頼”! 多くの人の涙を誘った“名作”がドラマ化され、再び視聴者へ感動を届ける。

同級生となじめず鬱々(うつうつ)とした日々を過ごす男子高校生・光井天星(てんせい)。彼の祖父・浩(こう)は2年前に他界していた。生前はうっとうしいと思っていた浩のことを「もっと知りたい」と調べるうち、祖父の家族へ向けた愛の偉大さや深さに気づく。そして天星は家族を笑顔にするため、音楽が大好きだった亡き祖父と「セッションできないだろうか」と考え始める…という内容だ。

主人公の高校生・天星を若手実力派俳優・濱田龍臣、天星の祖父・浩を福岡出身の個性派俳優・イッセー尾形がそれぞれ務める。

濱田龍臣 コメント
「今回、主人公の光井天星くんを演じさせていただくにあたり、ギター演奏と博多弁に挑戦します! また実話を元にした作品なので、天星くんらしくあれるよう精いっぱい頑張りたいです。じいちゃんの残したギターと出合い、成長していく姿を丁寧に演じたいと思います」

イッセー尾形 コメント
「亡くなった人とは会いたくても会えない。当たり前の話ですが、そこに音楽という頼もしい助っ人がいることに気づかされました! 音楽は天国から降り注いだり、地上から舞い上がったりできるのですね! そんなことを教わりました。なんか、救われます」

FBS福岡放送・藤谷拓稔 監督 コメント
「依頼者として15歳の天星くんと初めて会ったあの日、本来の依頼とは全く関係のないおじいちゃんの話だけで、気づけば何時間も過ぎていました。一度も会ったことのない、このおじいちゃんの存在に僕自身がどれほど励まされ、救われたことか。生きているおじいちゃんに会いたかった…。これは天国のおじいちゃんを現世に生き返らせるためのドラマです。今回、奇跡のような豪華キャストがローカルドラマに集まってくださったのも、おじいちゃんをよみがえらせたいという同じ思いからです。心の底から『人間っていいなあ』と思えるリアルストーリーです」

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