受け入れ本部 初会合を開催 長崎市「万全の態勢で」

 ローマ法王の長崎訪問に向け、長崎市は30日、庁内の受け入れ本部の初会合を市役所で開いた。庁内の関係部局が連携し、市として万全の受け入れ態勢を取ることを確認した。
 会合には関係部署の課長ら約20人が出席。本部長の中川正仁原爆被爆対策部長が「ローマ法王には核兵器のない世界に向けた強い思いを寄せていただいている。訪問を有意義なものにするため、万全の態勢で迎えたい」とあいさつした。
 会議は冒頭を除き非公開。事務局によると、県と県警、市、カトリック長崎大司教区でつくる連絡会議で決まった市の役割分担などを共有した上で、市民への広報や市営施設の使用許可などの準備について意見を交わした。

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