【子どもと一緒に】進化した「100均工作」、2度楽しいアイデアとは?

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100円ショップで購入できるアイテムを使って簡単に工作ができることをご存知でしょうか? さまざまなアイテムが揃う100円ショップには文房具以外にも工作に使える便利なものがたくさん並んでおり、SNS等でも多くの作り方が紹介されています。今回は幼児童講師として出張講座やワークショップ等で講師を務める伊藤早代さんに100円ショップで購入できるアイテムをメイン材料にした、誰でも簡単に楽しく作れる工作アイデアを教えてもらいました。

作った後も飾って楽しめる「スライムDECOパフェ」

せっかく作る工作なら、作って遊んだ後も部屋に飾っておけるおしゃれなものが良いですよね。子どもが大好きなスライムも、保存容器を工夫すれば、部屋に飾れるおしゃれアイテムに。今回は容器をパフェのようにデコレーションする方法を紹介します。5歳までなら大人と一緒に、小学校低学年以上なら1人でも作れます。魔法の粉としてホウ砂を使用するため、作る前にお子さんには「魔法の粉は口に入れないで! 」と注意しておいてください。

スライム

(材料)
・洗濯のり・ホウ砂(ドラックストア)・水彩絵の具・割りばし・プラコップ(2個)
・ふたつきカップ容器・紙粘土・しぼり袋・シリコンボンド・ストロー・ビーズ等装飾

材料は100均で入手可能

(1)水と洗濯のりを同量用意し、混ぜ合わせる。それぞれカップの底から1.5センチくらいが目安。2つのコップを使うと手軽に同じ量に調節可能。きれいなスライムにするため混ぜる時には泡立てないように注意する。

コップを2つ使用すると材料を同じ量に調節しやすい

(2)水25ミリリットルにホウ砂2グラムを溶かし、好みの絵の具を少量加える。少しで十分色づくため半透明の色にしたい場合は、絵の具を入れすぎないよう調節する。

(3)(1)に(2)を加え、割りばしで混ぜる。しっかり混ぜることで沈殿していたホウ砂が混ざり、硬くなってくるため、ホウ砂を追加する場合には様子を見ながら加える。

様子を見ながらホウ砂を追加して

デコレーション

(1) スライムをふたつきカップに入れる

(2) シリコンボンドは口金を付けた絞り袋に入れておく

(3) 紙粘土で円錐を作り、ふたの上に少量のシリコンボンドで接着する

紙粘土でクリームの土台を作る

(4)円錐の粘土を土台にしてシリコンボンドをクリームのように絞りながら飾る

シリコンボンドを生クリームを絞る要領で絞っていく

(5)シリコンボンドで作ったクリームが乾かないうちに短く切ったストロー、ビーズ、モールなどでデコレーションする

(6)半日~1日置くと完全に固まって出来上がり

ビーズやモールなどでデコレーション後、乾燥させたら完成

プレゼントにもおすすめ「妖精ほうき」

卓上用ほうきをデコレーションして“妖精”に。出来上がったら勉強机等を掃除するマイほうきにしてもOKです。ホームパーティー等で皆で作り、お土産にしても喜ばれるでしょう。帽子はニット帽かカンカン帽のどちらでもお好みで。大きめのリボンを付けても可愛いですよ。

(材料)
・卓上用ほうき・ぬいぐるみ用の目(シールでも可)・ひも2色・厚紙・フエルト(シールタイプ)・輪ゴム・毛糸や梱包用麻ひも・木工用ボンド又はグルーガン・セロハンテープ・トイレットペーパーの芯又はペットボトルのフタ

グルーガン(左奥)も100均で購入可能

(1)ほうきの上側にシール状のフエルトを貼り、顔の土台を作る

ベージュのフエルトで顔の土台を作る

(2)目を貼り付け、フエルトで頬、口などを好みで作り、張り付ける。前髪は三つ編み用と同じ毛糸を短く切ってボンド又はグルーガンで張り付ける

ぬいぐるみ用の「目」やフエルトで作った「口」などを可愛らしく貼り付ける

(3)同じ長さのひもを3本×2組用意し、3本ずつ三つ編みにする。三つ編みは編みはじめを机の上などにセロハンテープで固定しておくと編みやすい。編み終わりは輪ゴムで止める

端をテープで固定しておくと三つ編みしやすい

(4)帽子、三つ編み等のパーツをグルーガン(又はボンド)で張り付けて出来上がり

ユニークな表情の「ほうきの妖精」(カンカン帽子バージョン)の完成

ニット帽

(1)トイレットペーパーの芯を1センチ幅に切る

トイレットペーパーの芯を使えば、編み物ができなくても簡単にニット帽が作れる

(2)約10センチに切った毛糸を20本ほど用意し、1本ずつ半分に折って、輪の部分に端を通しながら芯に止めていく

好みの色でカラフルに

(3)芯の周りを一周し、土台の紙が見えなくなったら毛糸の先1.5㎝部分をゴムで止める

(4)毛糸の先を丸くハサミで整えてニット帽の出来上がり

ポンポン付きのキュートなニット帽
ニット帽バージョンの「ほうきの妖精」の出来上がり

カンカン帽子

(1)ペットボトルのフタと、厚紙をフタの二回りほどの大きさで丸くカットしたものを両面テープで貼り合わせて帽子の土台を作る

ペットボトルのふたと厚紙がカンカン帽子に変身?

(2)フタの上部中心から麻ひもを、円を描くように巻いていく。帽子のつば部分まで巻き終わったらひもをカットする

頭のてっぺんから外に向けて、隙間のないように巻き付けて

(3)表面に木工用ボンドを薄く塗り帽子全体をコーティングしてカンカン帽の出来上がり。

ものづくりの楽しさを知るきっかけに

せっかく工作しても、作品をすぐに捨ててしまうのはもったいないばかりか、一生懸命作った子どもの気持ちも台無しになります。自分の作品を飾ってほめてもらう、誰かにプレゼントして喜んでもらえることはモノ作りの楽しさを実感でき、創作意欲にもつながります。手軽な100円ショップの材料で子どもと工作を楽しんでみてはいかがでしょう。

<取材協力>
伊藤早代(いとう さよ)
Mikaaarre(ミカアーレ)主宰。幼稚園教諭、保育士の経験を通じ幼児~児童を対象にピアノ、ハンドメイド、硬筆、書道、絵画の出張講座を行っている。カルチャースクール施設等でも講座を開講。ロボットプログラミング講師としても活躍中。
https://hymyileva-on-aarre.jimdo.com/