ジェンダー研究者・上野千鶴子に、モテクリエイター・ゆうこすと女子学生が悩みをぶつける生対談オンエア!

TOKYO FMとJFNが2011年では、 毎年開催している日本を代表する“知のフロントランナー”と現役大学生との公開講座『FM Festival未来授業』を、 11月4日(月・休)16時から3時間にわたり全国38局フルネットで生放送する。

10年間で初めてとなる生放送では、 社会学者の上野千鶴子とモテクリエイターのゆうこすによる生対談を実施。 さらにノーベル医学・生理学賞・山中伸弥と芥川賞作家・川上未映子による「<いのち>は一体だれのもの?」をテーマにした対談のほか、 東大王・水上颯、 QuizKnock・須貝駿貴と元プロ棋士・加藤一二三の「ボクたちはAIなんかにとって代わられない」、 宇宙生物学者・藤島晧介と脳科学者・茂木健一郎による「人類はなぜ宇宙を目指すのか?」の公開収録の模様もオンエア。

生放送SESSION

【上野千鶴子(社会学者・東京大学名誉教授)×ゆうこす(モテクリエイター)】

「女子力」って、 「モテる」って、 必要ですか?「女子会」って楽しい?…

上野千鶴子さんに聴いてみたいこと大募集!

今年4月に行われた東京大学の入学式の祝辞でも大きな話題を呼んだ上野千鶴子。のちにジェンダー研究と呼ばれる“女性学”の道を拓き、 社会と戦い、 女性の社会的な役割や地位を常に研究し論じてきた上野千鶴子さんに、 聞いてみたいことを生放送でぶつけていく。 会場にはアイドル活動を経て、 現在は“モテクリエイター”として活動しているゆうこすを迎え、 参加者と一緒に上野さんといろんな話をしていく。

FM Festival2019 未来授業 対談ラインナップ

【山中伸弥(iPS細胞研究者)×川上未映子(作家)】

「〈いのち〉は一体だれのもの?」

臨床医から研究医へ転身し、 iPS細胞の作製に携わってきた山中伸弥。 『iPS細胞を使って精子や卵子を作りそれを受精させて子供を作っても良いでしょうか?異性間のみならず同性間、 独身者の場合はどうでしょうか?』という問いを学生たちに投げかけると、 学生側から様々な意見が。 川上未映子が自身の最新作『夏物語』でも描いた非配偶者間人工授精(AID)など、 人工的に細胞を作り出せるようになった現代、 そして近い将来のことについて熱い議論が起こった。

【“東大王”・水上颯&QuizKnock・須貝駿貴

×元プロ将棋棋士・加藤一二三】

「僕たちはAIなんかにとって代わられない」

テレビのクイズ番組でも大活躍している水上颯、 YouTubeチャンネルが大人気のクイズ集団QuizKnockのメンバー・須貝駿貴が。 大阪大学を舞台に将棋の元プロ棋士・加藤一二三と対談し、 AIに代わられてしまう不安のある現代において、 AIにとって代わられないものを巡って、 「医療」「将棋」など様々な分野を横断して語りあう。 その先にある「ムーンショット」とは。

【藤島皓介(宇宙生物学者)×茂木健一郎(脳科学者)】

「人類はなぜ宇宙を目指すのか?」

NASAが90年代に提唱したもので、 天文学・生物学・化学など様々な学問をもとに生命の起源や分布、 未来を研究する学問分野・宇宙生物学。 その研究で日本の最前線を行く藤島は、 学生たちに「自由に宇宙に行けるとしたら、 どこで何をしたいか?」を問いかけ、 自由な議論を巻き起こす。 人類がもつ、 ほかの動物よりも突出して高いある欲求・意識が、 人類の宇宙に見る展望や未来に大きく影響していると語る、 その真意とは?宇宙に生命はあるのか?その疑問から議論は「人類が地球をどうしていきたいか?」という根本の問いまでさかのぼっていく。

番組では、 この対談のほか、 『未来授業 特別ゼミ 情報銀行でミライはどう変わる?』の模様もオンエア。 静岡大学 准教授の高口鉄平を迎え、 高度情報化社会を迎えた日本で、 構想が実現しつつあるサービス「情報銀行」について、 未来にはどんなサービスがあれば人は幸せになるか、 大学生が主体となって考えたアイデアのプレゼン大会が行われた。

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