【WS第7戦】逆転勝利のナショナルズが初のWS制覇!

【ナショナルズ6-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

両軍3勝ずつで迎えたワールドシリーズ第7戦は、アストロズが2点をリードして迎えた7回表にナショナルズが2本のアーチで3点を奪い、逆転に成功。その後も追加点を奪い、6対2でアストロズを破って球団史上初となるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。第5戦の先発を回避したマックス・シャーザーが5回103球2失点の力投を見せたナショナルズは、2番手のパトリック・コービンが3回無失点の好リリーフで勝利投手(1勝1敗)となり、最終回を3番手のダニエル・ハドソンが締めくくった。一方、アストロズは先発のザック・グレインキーが7回途中2失点の好投を見せたものの、2番手のウィル・ハリスが痛恨の一発を浴びて敗戦投手(0勝1敗)となり、2年ぶりのワールドシリーズ制覇はならなかった。

2回裏にユリ・グリエルのソロ本塁打でアストロズに先制を許し、5回裏にはカルロス・コレアのタイムリーでリードを2点に広げられたナショナルズは、7回表にアンソニー・レンドンのソロ本塁打で反撃を開始。続くフアン・ソトが四球を選んでグレインキーを降板に追いやり、2番手のハリスからハウィー・ケンドリックが右翼ポール直撃の2ラン本塁打を放って逆転に成功した。8回表には3番手のロベルト・オスーナを攻め、二死二塁からソトがライトへのタイムリーを放って貴重な4点目。9回表には6番手のホゼ・ウルキディからアダム・イートンがタイムリーを放ってさらに2点を追加し、全7試合でビジターチームが勝利という史上初の「外弁慶シリーズ」を制して2019年シーズンのチャンピオンに輝いた。

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