熊本県内がインフルエンザの流行期に

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 昨シーズンより6週間早く、熊本県内がインフルエンザの流行期に入った。21~27日の県感染症情報として県健康危機管理課が31日に発表した。同課によると、流行期入りは新型インフルエンザが大流行した2009年以降で最も早く「例年1月中~下旬ごろのピークが、前倒しになる可能性もある」と感染予防の徹底を呼び掛けている。

 県内80定点医療機関からの患者報告数が90人(前週比18人増)と一定点当たり1・13人に達し、流行開始の目安(1・00人)を上回った。保健所管轄別では、菊池(2・88人)、八代(2・14人)、山鹿(2・00人)、熊本市(1・28人)の順に多い。

 感染予防策として同課は、(1)人混みを避ける(2)20秒以上の丁寧な手洗い(3)部屋の換気と保湿(4)早めのワクチン接種─などを心掛けるよう求めている。

 ほかに報告数が多い疾患(50定点)は感染性胃腸炎324人(40人増)、手足口病103人(18人増)。全数報告の疾患では1人が風疹に感染した。風疹は妊婦が感染すると出生児に難聴など先天性の障害が生じることがある。妊婦は予防接種が受けられないため、妊婦や妊娠を希望している人は注意が必要だ。(川崎浩平)

(2019年11月1日付 熊本日日新聞朝刊掲載)