大人になっても近視が進む!パソコンやスマホのやり過ぎで眼球がいびつに

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馬場典子リポーターは「もし目が悪くなっても、メガネやコンタクトレンズをすればいいやと思って放っておくと、失明につながる病気になってしまうかもしれないんです」と警鐘を鳴らした。

東京医科歯科大学にことし(2019年)8月開設された「先端近視センター」は、最新機器で目の異変を早期発見し、対応しようという施設だが、1日平均100人が訪れる患者のうち、3人に2人以上が女性だ。中でも、大人になってからも近視が悪化するという相談が相次いでいる。

近視の多くは20代前半までに進行がおさまるが、大人になってからも近視が進行する原因について、日本近視学会理事長の大野京子さんはこう解説する。「近年、パソコンやスマホといった近くを見る作業が非常に増えています。とくに、スマホは人類が晒されたことがないような非常に強い刺激なので、大人になってからも近視が進行しまいます。

女性の方が2倍以上多い理由はわからないんですが、もともと男性より女性の方が眼球の長さが短いので、同じくらいの強度の近視になった場合、より眼球が伸びていることが理由といわれています」

強度の近視による合併症発症のリスクは、緑内障で3.3倍、網膜剥離で21.5倍、近視性黄斑症で40.6倍にも跳ね上がる。

ぎゅとつぶらない、こすらない、押さえないで進行予防

馬場リポーター「私、15年ほど前にレーシックをしておりまして、元の視力は0.2~0.3だったんですが、こういう人はどうでしょうか」

大野理事長「レーシックをしても、眼球の角膜は変わるんですが、伸びている目の長さは変わらないので、合併症を起こすリスクはそのままということになります」

近視の人は何に気を付けて生活すべきなのか。「近視の人は目が弱く、目をぎゅっとつぶるとか、目を押すとか、こするなどで眼圧が上がって視神経を圧迫する危険があるので、眼球には圧をかけず、腫れ物に触るように生活するのがベターです」

常にぼやけた像を見続けるのも近視が進む要因になるので、度が合っていないメガネやコンタクトレンズはすぐ作り直したほうがよさそうだ。