テレ東が民放初の赤ちゃん向け知育番組を放送!!

テレビ東京系では12月16日~20日に、民放初の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」(午前7:35)を放送することが分かった。

本番組は「赤ちゃんにテレビは見せない方がいい」と一律に思われている傾向がある一方で、スマホでは玉石混交の動画を見せている現状…そこに疑問を持った同局の子育て奮闘中のパパママ社員たちが「日本の未来を担う赤ちゃんに、テレビ局として、胸を張ってコンテンツを届けたい!」「赤ちゃんの視野・世界・可能性を広げ、大人になって自分の人生を歩み出したときに、自ら考え、感じ、幸せをつかむ力をつけてほしい」と集まりプロジェクトが始動。0~2歳の乳幼児をメインターゲットに「赤ちゃんにも良質な動画コンテンツを提供したい!」と、パパママ社員たちがプロデューサーとして参加し知育コンテンツを開発した。「知育クイズ」や「英語あそび」など「探求心」を育むコーナーから、音楽ゲームや自然の世界を描くアニメなど多様な内容を、放送だけでなくYouTubeでの展開にもつなげていく。

番組を監修するのは、大ヒット絵本「もいもい」を手掛けたことでも知られる、東京大学赤ちゃんラボ。乳幼児の発達メカニズムやメディアの人間への影響を日々研究している開一夫教授に赤ちゃんにどんな刺激が必要なのか意見を伺いながら制作しているので、安心して赤ちゃんに見せることができる。

番組名の由来となっている「シナプス」とは、脳の神経細胞と神経細胞の間にあるつなぎ目のこと。脳の神経細胞は、成長にしたがって「増える」のではなく、シナプスによって「つながる」ことで発達する。適切な刺激でシナプスをどんどん増やし、脳の発達に役立て、赤ちゃんの世界が「ぷしゅ」っと広がり、パパママの肩の力が「ぷしゅ~」っと抜ける、そんな番組を目指す意味が番組名に込められている。

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