
ハロウィーンの31日、JR岡山駅東口広場には、映画キャラクターの姿に扮(ふん)したり、顔にゾンビ風のメークを施したりした若者らが大勢集まり、記念撮影などを楽しんだ。
午後6時を過ぎると、仮装したグループが増え始めた。若者たちは「一緒に写真を撮ってください」と声を掛け合い、スマートフォンのレンズに向かってポーズを取っていた。
大きな眼鏡とバンダナで「おたく」になりきった高校3年の男子生徒(18)は「雰囲気が楽しい。“映える”写真をたくさん撮りたい」と話した。
ハロウィーンは秋の収穫を祝う欧米の祭り。岡山市内ではここ数年、SNS(会員制交流サイト)や口コミなどで広まり、高校生らが自然発生的に集まっているという。
岡山県警とJR西日本岡山支社は警戒要員を配置するなど警備体制を強化。警察官は英語や中国語でもマナーを守るよう呼び掛けた。