ポテトサラダ大好き! テーマソングは「JPA」

広島の愛好家と長崎のバンド 偶然が産んだコラボ

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ポテ協設立1年の記念パーティーで尾口さん(右端)のギターに合わせJPAを歌う鈴木さん(右から3人目)ら=10月13日、広島市内

 誰もが一度は食べたことがある「ポテトサラダ」。昨年秋、広島でポテサラ好きが集まって任意団体「日本ポテトサラダ協会」(ポテ協)を設立し、偶然にも長崎のアマチュアバンドが3年前に作っていた、ポテ協と同名のオリジナル曲が公式テーマソングになった。ギターを担当する尾口陽軌(たかのり)さん(34)=長崎県西彼長与町=は「同じことを考えている人がいてびっくりした。ポテサラの普及に曲を役立ててほしい」と喜んでいる。
 ポテ協は昨年10月10日、WEB制作会社に勤める広島市の鈴木裕太さん(25)が同僚ら3人で設立。その日はマヨネーズなどで知られる「キユーピー」のグループ会社が定める「ポテトサラダの日」だった。ポテサラの魅力を発信しながら人々のつながりを生み出し、消費拡大を目指すという。現在、全国各地の十数人が送ってくれるポテサラの食レポをHPで紹介したり、さまざまなポテサラを買い集めて食べ比べたりしているという。
 インスタグラムでポテ協設立を知った尾口さんは鈴木さんに連絡を取った。3年前、ポテサラ好きのバンドメンバーと架空の団体をイメージして、英語で「日本ポテトサラダ協会」を意味するオリジナル曲「JPA(Japan Potatosalad Association)」を作っていたからだ。今年1月には鈴木さんが長崎市を訪れ、ライブで「JPA」の生演奏を聴き、ポテ協のテーマソングにしたいと申し出たという。
 「JPA」は漫談調で3番まである。テーマソングに決まった後、ポテ協の理念に合わせて歌詞を変えた1番を紹介する。

 「こんにちは! ポテ山マヨ太郎だよ! 日本ポテトサラダ協会、略してポテ協は、ポテトサラダをきっかけに人々のつながりを生み出し、共に成長していく団体なんだ! ポテトサラダの魅力を発信することで、ポテトサラダの消費拡大・市場拡大を目指し日々活動しているよ! みんな応援してくれるかな? 日本ポテサラ協会JPA」

 6月には鈴木さんら設立メンバー3人が長崎市を訪れ、3人の声が入ったJPAを録音。10月中旬、広島市でポテ協設立1年の記念パーティーがあり、尾口さんらバンドメンバーも駆けつけた。尾口さんのギターに合わせ3人が「JPA」を歌い、参加者から大きな拍手を浴びたという。鈴木さんは「すごく面白がってくれて、メロディーが頭から離れないと、評判が良かった。今後、イベントなどで活用したい」と話している。