【最新版】京都の「紅葉」人気スポット15選!見頃やライトアップ情報満載

いにしえから人々を魅了してきた京都の紅葉。ただ下から眺めるだけではもったいない!水面に写したり、苔の緑と紅葉とのコントラストを楽しんだり…京都の紅葉を味わい尽くせる名所15選と例年の見頃をお伝えします。

1. 北野天満宮

約350本の紅葉を有する「もみじ苑」がライトアップされます。おすすめは朱塗りの太鼓橋「鶯橋(うぐいすばし)」へかかる紅葉と、橋の下の紙屋川に留まる無数の落ち葉。千利休(茶道の祖)にちなんだ茶菓子が入園料に含まれます。

もみじ苑
【2019年の開苑期間】10月25日(金)~12月8日(日)
【見頃】11月下旬~12月上旬
【2019年のライトアップ予定】11月9日(土)~12月8日(日)
【入苑料】大人1,000円、子ども500円(茶菓子付き)

2. 大覚寺

「真紅の水鏡」と題される大覚寺のライトアップ。鏡のように静まった大沢池の水面へ映し出される紅葉はまさに幻想的です。大沢池のすぐ横にある放生池の水面には、心経宝塔があでやかに浮かび上がります。

【見頃】11月下旬~12月上旬
【2019年のライトアップ】11月8日(金)~12月1日(日)
【拝観料】大人500円、子ども300円(日中参拝された方もライトアップは再度拝観料が必要です)

3. 永観堂

正式名称:聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺
通称「永観堂」として知られるお寺。古くより「もみじの永観堂」と称される、京都でも指折りの紅葉の名所です。境内には約3,000本のモミジがあり、その見事な美しさで訪れる人々を魅了します。おすすめは、境内中央の放生池や、境内の最も高い場所にある多宝塔付近。夜間ライトアップも楽しめます。

【見頃】11月中旬~11月下旬
【2019年のライトアップ】11月6日(水)~12月4日(水)
【拝観料】秋の寺宝展期間(2019年11月6日(水)~12月4日(水)):一般1,000円、小・中・高生400円
ライトアップは中学生以上600円(日中参拝された方もライトアップは再度拝観料が必要です)

4. 大原三千院

美しいこけが有名ですが、秋にはそのこけの上に真っ赤な紅葉が散っていきます。撮影なら聚碧園(しゅうへきえん)だけでなく宸殿(しんでん)の前や有清園もおすすめ。建物を入れて遠くから撮るのはもちろん、接写してこけと紅葉だけ撮るのも素敵です。

【見頃】11月中旬~下旬
【拝観料】大人700円、中・高生400円、小学生150円

5. 東福寺

本堂と開山堂を結ぶ「通天橋」から眼下に紅葉が広がります。黄金色に色づく東福寺の楓は「洛陽(沈む夕日)」にもたとえられる美しさ。安全を考慮して混雑する11月中旬から11月末まで通天橋と臥雲橋(がうんきょう)での撮影は禁止となりますが、欄干からの紅葉は一見の価値があります。

【見頃】11月下旬~12月上旬
【拝観料】通天橋・開山堂は大人400円、小・中学生300円。本坊庭園は大人400円、小・中学生300円

6. 高台寺

正式名称:高台寿聖禅寺
口コミで「混雑していても、皆感動して言葉にならないのか静かだった」と言われた臥龍池(がりょうち)に映る紅葉。波心庭(はしんてい)で行われるプロジェクションマッピングも近年話題です。枯山水の白砂がキャンバスとなり、音楽とともに躍動的な映像が楽しめます。

【見頃】11月中旬~12月上旬
【2019年のライトアップ】10月25日(金)〜12月15日(日)
【拝観料】大人600円、中・高校生250円

7. 知恩院

その大きさに圧倒される、知恩院三門。三門内部が特別公開されるので、楼上からの紅葉と内部の仏像を鑑賞できます。観音菩薩像が池に立つ友禅苑、大鐘楼もライトアップの見どころ。

【見頃】11月中旬~12月上旬(特別公開は11月1日~11日)
【2019年のライトアップ】11月1日(金)~12月1日(日)、料金は大人800円、子ども400円
【拝観料】無料。ただし友禅苑は大人300円、子ども150円。方丈庭園は大人400円、子ども200円。共通券は大人500円、子ども250円

8. 清水寺

清水の舞台の下にはライトアップされた紅葉、上空には観音菩薩の慈悲を表した一筋の光がのびています。写真のように本堂と紅葉を鑑賞できるスポットは、本堂の近くに位置する奥の院周辺です。

【見頃】11月下旬~12月上旬
【2019年の「令和元年 夜間特別拝観(ライトアップ)」】11月16日(土)~12月1日(日)
【拝観料】大人400円、小・中学生200円

9. 下鴨神社

世界遺産の下鴨神社。写真にある桜門や鳥居の朱色とともに訪れたいのが、2000年以上昔から存在する、参道付近の糺(ただす)の森です。様々に色づく木々や小川のせせらぎを、太古の人々と同じ目線で味わえます。

【見頃】12月上旬~12月中旬
【拝観料】境内立ち入り自由

10. 圓光寺

「散りもみじ・敷きもみじ」と呼ばれ、庭園の緑のこけを赤く染める紅葉が有名です。建物の中からだけでなく庭を歩いて鑑賞できます。本堂前には水琴窟(地中にかめを埋め水適を落として反響させるもの)も。

【見頃】11月中旬~12月上旬
【拝観料】大人500円、中・高校生400円、小学生300円

11. 光明寺

京都府の西南部に位置する「長岡京市」屈指の紅葉名所として知られるお寺。見頃を迎える時期には、広大な境内を数百のモミジが燃えるような紅色に染め上げます。特に、ゆるやかな坂道になっている参道はあでやかな赤のトンネルとなり、絶好の撮影スポットになります。

【見頃】11月中旬~12月上旬
【2019年の紅葉の特別入山】11月16日(土)~12月8日(日)
【拝観料】無料。紅葉の特別入山期間のみ大人500円、中学生以下無料

12. 瑠璃光院

古くから貴族や武士たちに「やすらぎの郷」として愛されてきた八瀬の地にあるお寺。春と秋の「特別拝観」の時期のみ拝観可能です。院内にはそれぞれに趣の異なる名園があり、美しい景観を楽しむことができます。特に、SNSを中心に話題となっている風景が、書院の2階から望む光景。室内に置かれた黒塗りの机の天板部分に、庭の紅葉が反射する「リフレクション」の景観は圧巻の美しさです。

【見頃】11月中旬~12月上旬
【2019年の秋の特別拝観】10月1日(火)~12月10日(火)
【拝観料】一般2,000円

13. 宝厳院

世界遺産「天龍寺」の塔頭寺院(※)のひとつ。通常は非公開ですが、秋の特別拝観の時期のみ公開しています。嵐山の景観を取り入れた名園「獅子吼(ししく)の庭」では、秋になると紅葉が赤や黄色に色づき、訪れる人々の目を楽しませます。こけが美しいことでも知られているため、紅葉とのコントラストを堪能してみてはいかがでしょうか?

【見頃】11月中旬~12月上旬
【2019年の秋の特別拝観】10月5日(土)~12月8日(日)
【2019年の秋の夜間特別拝観(ライトアップ)】11月8日(金)~12月1日(日)
【拝観料】秋の特別拝観:大人500円・小中学生300円、秋の夜間特別拝観:大人600円・小中学生300円(日中参拝された方もライトアップは再度拝観料が必要です。また、いずれの特別拝観期間でも「宝厳院本堂特別公開」は別途志納料が必要です)

※大寺院の敷地内にある小寺院や別坊

14. 詩仙堂

正式名称:詩仙堂 丈山寺
1641年、漢詩人・石川丈山が終の棲家と定めて建立した山荘の跡が、こちらの「詩仙堂」です。風情豊かな庭園は秋になると美しい紅葉に彩られ、散策しながら楽しむも良し、開け放たれた座敷に座ってじっくりと眺めるも良し。絵画のような美しい景観を堪能できます。

【見頃】11月中旬~12月上旬
【拝観料】大人500円・高校生400円・小中学生200円

15. 神護寺

京都市北西部、高尾山の中腹にある「神護寺」は、京都の中でも少し早い時期に見頃が訪れる、紅葉の名所です。境内はもちろん、古びた石段を有する山門に至るまで、あでやかに染め上げる紅葉を楽しめます。見頃の最盛期を過ぎた晩秋に、境内を埋める散りもみじも風情があっておすすめです。

【見頃】11月上旬~11月下旬
【拝観料】一般(中学生以上)600円、小学生300円

いかがでしたか?紅葉は色づく前から散った後まで長い期間楽しめるので、旅行者の期待を裏切りません!息を飲む美しさをじっくり堪能してください!

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