ファンを号泣させた、NEWS・小山慶一郎と手越祐也のラジオでの話!

NEWSの小山慶一郎がパーソナリティーを務める、ラジオ番組「KちゃんNEWS」の10月29日放送の回のゲストは手越祐也で、2人が話す〝結婚式〟エピソードにファンは感涙だった。

来年、結婚式を挙げるというリスナーから「結婚式の飾りつけやお花の色などなんでも構わないのでアドバイスください」との声が届いた。アイドルとして結婚へのハードルは高いだろうが、いずれ小山、手越も結婚するかもしれない。そうなった時、2人は式を挙げるのか。

手越は「そりゃ、挙げるよ、でもメディアは絶対に呼ばない。メディアとか芸能人とかでワーッてやる人いるじゃん。あれ俺、絶対にやらない。絶対に身内だけでやる。仲のいいスタッフとメンバーと家族と本当に仲の良い友達でいい」と話した。

また、小山は「ありがたいことに、たくさんお世話になっているから、ここまでは呼んで、ここまでは呼ばないとかってなると、招待された、されてないってなるから、きっと僕らみたいなのはこじんまりがいいんだよね」と語り、手越も「こじんまりだね」と同意していた。

そして、挙式についての理想を話し合うところが、ファンの涙を誘うことになる。

小山が「俺の勝手なイメージだと、DAIGOさんが北川景子さんに歌ったように、手越が奥様に向かって歌っている絵が見えるわけ。で、それを聞いて手越の母ちゃんが泣いている」と言うと、手越は「俺が尊敬してて、そこから仲良くしてくださっているアーティストの先輩とかに歌って、そのあと俺が歌いたい。せっかくライブをやる立場にいるのだから、自分だからできることで、奥さんを喜ばせたい」と返す。

続けて小山が「我々と言ったら、母子家庭じゃない。泣くぜ絶対」と切り出し、手越も「向こうはだいたいパパママがいる中、こっちはお母さんしかいないわけだから」と応じる。

小山は「俺、だから姉ちゃんの結婚式がそうだったわけ。バージンロードは俺、歩いてるからね。で、最近母ちゃんが還暦になって、姉ちゃん夫婦が還暦のお祝いVTRみたいなのを作ったのよ。小さいときから振り返るわけよ。泣けるのよ。だから、手越もたぶん、父ちゃんがいた時代もあるじゃない。それを振り返っていくと泣くよ」と話した。これに手越は「嗚咽(おえつ)だね。仲の良い家族の娘さんの結婚式でも昔の写真で俺、泣いてるからね」とうなづいた。さらに小山は「だから、そういうのは作ったほうがいい。お花の色はメンバーカラーでいいじゃない」とした。

小山はメンバーの加藤と2人のレギュラー番組「NEWSな二人」で母親について、「母親はラーメン店『中華 龍太郎』を経営し生計を立てていた。営業時間夜7時から翌朝3時まで。母親と会える時間も短かった。でも、母親が苦労していることを知っているからこそ、僕は不幸だと思わなかった、幸せだったから」と語っていた。

また、違う放送回では幼少時代、父親からのDVに苦しみ、大人になってからも対人恐怖症に悩まされているという男性が登場。その回で離婚した父親について触れていた。

「僕も小さい時に、親父がそういう人だった。俺は小学校5年生の時に、おかんを守るから、親父に『おまえ出てけ』といった。俺が離婚を決めた。俺もずっと親父を憎んでたし、親父に会いたくなかったし、親父と話したくなかった。でもどっかのタイミングで、親父の気持ちが分かっちゃうときがあるの。本当に不思議なことに。多分親父と話せる時が来る、俺も話せたし。その時に俺全部言った。そしたらもうすっきりするし、男同士の話ができちゃう」

これらのエピソードを知っているファンにとって、この日のラジオの話は号泣ものだった。(二浦誠)

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