寺島進主演「駐在刑事」シーズン2決定!「奥多摩の台風被害を少しでも癒やしてあげられたら」

テレビ東京系では、2020年1月クールの金曜8時のドラマで寺島進主演の「駐在刑事 Season2」(金曜午後8:00、開始日未定)を放送することが分かった。スペシャルドラマとして5本、昨年10月に連続ドラマとして放送され、前作に引き続き北村有起哉、笛木優子、佐藤寛太、鈴之助、市毛良枝ら豪華レギュラーキャストが続投。新たに徳井優の出演も決定した。

同ドラマは、奥多摩の人々に“駐在さん”として親しまれる警察官で、かつて警視庁捜査一課の刑事として活躍していた江波敦史(寺島進)が、時には組織や上司と激しくぶつかり合いながら、ただ犯人を捕まえるだけではなく目の前にいる人々に寄り添い、汗を流しながら奔走する姿を描くヒューマンサスペンスドラマ。今作では「奥多摩・水根の人々の人情とユーモアあふれるエピソード」と「捜査一課が追うシリアスな殺人事件」を組み合わせた物語が展開するだけでなく、これまで明かされてこなかった「登場人物たちの過去や因縁」などが語られる。

主演の寺島は「シーズン2になるということを聞いて本当にうれしかったです。今回、レギュラーの方々がそれぞれ活躍する回があるのですが、皆さん個性豊かで素晴らしい俳優さんなので楽しみにしています。シーズン2だからといって、おごらず、初心に帰って、チームワーク良く、スタッフの方々、キャストの方々に感謝しつつ、今回も“日本一美しい連ドラ”にします。そして、義理・人情・正義、笑いあり涙ありで、とにかく見やすく分かりやすい1月クールにふさわしいような連ドラにしたいと思います!」と意気込みを新たに語った。

また、警視庁捜査一課・管理官の加倉井国広役の北村は「これだけ同じ役を続けてやること自体が初めてなのですが、できるだけ新しい試みをしていきたいなという思いがあり、寺島さんにも『今回はさらに江波が大嫌いでいきますから』と宣言させていただきました。現場では仲良くさせてもらっていますが、いざ芝居に入ったら目つきや顔つきを変えて、手を抜かずに、思いっきり芝居をやりたいなと思います」と新たな挑戦を宣言。

山岳ガイド・内田遼子役の笛木は「シーズン2は遼子の家族の話や他の水根の皆さんの家族の話も出てくるので、今までなかったようなバックボーンも描いているところがシーズン1とは変わったところかなと思います」、警視庁第九方面本部奥多摩専任特別管理官・軽部翔平役の佐藤は「今回は、江波さんと一緒に水根の人たちと過ごすシーンが多くて、軽部も水根の住人になりつつあるので、それが大きく変わったところだと思います。その変化も前作を見てくださっている方は楽しんでいただきたいです」とそれぞれ見どころを明かした。

最後に寺島は、「奥多摩も先日の台風19号の被害を受けました。7年近く奥多摩で駐在刑事を撮らせていただいていて、美しい奥多摩の自然と人々を家族のように思っているので、大変胸が苦しくなりました。本当にお世話になっているので、奥多摩に恩返ししたいという気持ちでいっぱいです。奥多摩だけでなく、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、このドラマで少しでも癒やしてあげられたらと強く願っています」と思いを話している。

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