国指定史跡「長崎原爆遺跡」の一つ「旧城山国民学校校舎」(長崎市城山町)のそばに屋外トイレが新設され、1日から供用が始まった。
市被爆継承課によると、平和祈念館として一般公開されている被爆校舎にはこれまでトイレがなく、設置を求める声が上がっていたという。トイレは10月末に完成。床面積は28平方メートルで、男性用と女性用、多目的トイレがある。多目的トイレは車いすやオストメイトに対応している。
トイレの使用可能時間は、被爆校舎の開館時間と同じ午前9時半~午後4時半。同課の担当者は「トイレ設置が、被爆校舎などをじっくり見学するきっかけになれば」としている。
城山小被爆校舎 屋外トイレを新設 「じっくり見学するきっかけに」
- Published
- 2019/11/02 10:29 (JST)
- Updated
- 2019/11/02 10:46 (JST)
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