ヤンキース・チャップマン 契約延長を得られなければ退団を検討か

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ヤンキースの守護神、アロルディス・チャップマンの決断の日が迫っている。ヤンキースと2年3000万ドルの契約を残しているチャップマンは、オプトアウトの権利を有しており、その権利行使のデッドラインは日本時間11月3日まで。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、チャップマンが引き続きヤンキースでプレイすることに興味を持っているものの、速やかに契約延長を得られないのであればオプトアウトの権利行使も辞さない構えであることを伝えている。

チャップマンがオプトアウトの権利を行使した場合、ヤンキースがチャップマンに対してクオリファイング・オファー(年俸1780万ドルの1年契約)を提示するのは確実。ただし、チャップマンはそれを拒否し、フリーエージェント市場に出ることになるだろう。もしヤンキースがフリーエージェント市場の最大の目玉であるゲリット・コール(今季アストロズ)の獲得を希望するのであれば、ぜいたく税のラインを考慮してチャップマンの引き留めを断念する可能性もある。

今季のチャップマンは、37セーブ、防御率2.21、57イニングで85奪三振の好成績をマークし、ア・リーグで最も優れたリリーバーに贈られる「マリアーノ・リベラ賞」を受賞。しかし、それはヤンキースとの契約延長を保証するものではなく、チャップマンの球速は依然としてメジャートップレベルであるものの、以前のように平均100マイルに達することはなくなっており、来年2月に32歳になることを考えても、ヤンキースが現状以上の契約延長に積極的でないことも理解できる。

強力なブルペンを擁するヤンキースは、チャップマンが退団してもチーム内に新たなクローザー候補がおり、ザック・ブリットンがクローザーを務め、アダム・オッタビーノ、チャド・グリーン、トミー・ケインリーらが最上位のセットアッパーとなるだろう。場合によっては、4度のオールスター・ゲーム選出経験がありながら、相次ぐ故障により今季は1試合のみの登板に終わったデリン・ベタンセスとの再契約を検討するかもしれない。