秋冬こそ旬顔に!人気メイクアップアーティスト・林由香里さん直伝“カラーメイク術”前編

©株式会社フジテレビジョン

衣替えや部屋の模様替えのように、季節の変化に合わせて変えたいものの一つが「メイク」!

「服が暗くなりがちな秋冬こそ、カラーを取り入れたメイクを!」と訴える人気ヘア&メイクアップアーティストの林由香里さんから、この秋冬に取り入れるべき“カラーメイク”を学べるというので、カネボウの主催するメイクセミナーに参加してみた。

林さんは、これまでに石原さとみや本田翼、森絵里香、そして最近セルフメイク動画が話題になった安達祐実など、名だたる女優やモデルのメイクを手がけ、オシャレな中にも女性らしい要素を取り入れる“レディ”なメイクで注目される、ヘア&メイクアップアーティスト。

林由香里さんが教えるカラーメイクとは?

そもそも、“カラーメイク”って何?普通のメイクと何が違うの?メイク自体“カラー”を使ってるじゃない?なんて思う方も多いのでは?

“カラーメイク”ってそもそも何?

ここで言う“カラーメイク”は、単にリップやチークに色をのせただけ、目元はブラウンでまとめたりする「無難な」メイクのことではなく、目元にも大胆に色を使って、リップやチークとの色合わせを「楽しむ」メイクのこと。

あ、でも、だからと言って色を使えば良いってものではない。アイシャドウには鮮やかなブルー!口元は強めのレッド!なんてやってしまうと、バブルな仕上がりになってしまうので要注意。

そんな奥が深いカラーメイク。難しそうに思えて、コツを掴めば意外と簡単らしい。

今回は「ミックスカラーで作るオシャレな旬顔メイク」と「”ハズレ”なく取り入れる大人のカラーメイク」の2種類のテーマを前・後編に分けてお届けする。

上級者向け「ミックスカラーで作るオシャレな旬顔メイク」のいろは

前編は「オシャレな旬顔メイク」を作るための「カラー×カラー」という上級者メイク。普段からトレンドを取り入れたメイクを意識していて、オシャレ顔を作るメイクに興味があるという方は、ぜひご一読いただきたい。

まずはベースから。色を豊富に使っていくので、ベースは厚塗りせずにコンシーラーで隠したいところだけをカバーして仕上げるのが吉だそう。

華やかなピンクをブラウンで引き締めるアイメイク

キラキラしたルースタイプのアイシャドウを、アイホール全体にかなり薄く伸ばす。同じシャドウを、今度は二重幅のみに重ね付け。そしてブラウンのシャドウを下まぶた、目尻から3分の2のところまで入れる。「上まぶたをラメ入りピンクで軽く仕上げた分、下は濃い色で重くすると、目元がぐっと引き締まります」と林さん。

これで終わらせて柔らかな印象を残してもいいのだけど、さらに目力を加えたい場合は馴染みの良いブラウンのアイライナーを、目のキワに入れてくださいとのこと。

続くマスカラは、ひとクセあるアイテムを。まぶたのピンクに合わせて、ボルドーとピンクのカラーマスカラを使用する。まずはボルドーをベース代わりに塗り、そこにピンクを重ねていくのだが、林さん曰く「暗い色に重ねることで派手になりすぎず、目をつぶった時や光に当たった時に、キラッと少しだけピンクが見えて今っぽい印象になります」とのこと。下まぶたにもプラスしたければ、濃い色のボルドーのみに抑えよう。

あえてのオレンジチークでヘルシーさをプラス

チークはあえて、ピンクでワントーンに仕上げるのではなく、オレンジ系でヘルシーに仕上げるのが林由香里流「カラー×カラー」メイクのポイント!「かわいくなりすぎないよう、斜め上側に向けて入れるようにしてください」(林さん)

口元はシアーなベージュで落ち着かせて

最後はリップ。目元と頬を明るいカラーで仕上げた分、唇はベージュで落ち着かせるそう。林さんは「目元が柔らかい分、なんとなくでいいので唇の輪郭を取って、しっかり目に塗ってキリッとさせてください。ベージュはシアーな質感のものをチョイスして、中央にだけ重ねることで立体感が生まれます」と解説。

さあこれで「カラー×カラー」の旬顔メイクが完成!

目元のラメやピンクマスカラ、それとは違う色味のオレンジをベージュのリップで落ち着かせる、ケバケバしくないオシャレなカラーメイクに仕上がった。

プロのテクニック満載ながらも、チャレンジしてみたくなる小ワザばかりではなかっただろうか?

“パーソナルカラー”はどのくらい気にするべき?

最近は “イエローベース” “ブルーベース” といった “パーソナルカラー”が、あらゆる美容記事で取り上げられているが、今回のカラーメイクでは “ブル―ベースカラー”のピンクのアイシャドウと“イエローベースカラー”のオレンジチーク、ベージュリップを同時に取り入れている。このように、パーソナルカラーをまたいだメイクってどうなの?顔色くすまない?なんて疑問に思った編集部は、林さんに質問してみた。

――今回、ピンクとオレンジ、ベージュといった色を同時に使ってますが、パーソナルカラーは気にしなくていいものでしょうか…?

林:パーソナルカラーは重要ですが、とらわれすぎないことが大切だと思います。全部をイエベ、ブルベ、で統一する必要はなく、全体のバランスで考えるのがいいかと。例えばイエベさんなら、全体で見たときにイエベカラーとブルベカラーを7:3くらいの割合で使うとか…今回のモデルさんはイエベの方なので、チークとリップでイエベの割合を多めにしています。

…これ、めちゃくちゃ朗報では!?パーソナルカラーにとらわれすぎて、もうオレンジ使えない(泣)流行りのテラコッタ買えない(泣)と思ってたけど、他でブルベを多めに取り入れればいいなんて…思いがけずメイクの幅が広がったな。

もう少し守りに入りたい、落ち着きのあるカラーメイクは後編へ