〔噴火〕薩摩硫黄島が噴火 噴火警戒レベル2に引き上げ(11/2)

2日17:35、鹿児島県の薩摩硫黄島で噴火が発生し、噴煙は火口縁上約1000m以上に上がりました。
福岡管区気象台と鹿児島地方気象台は17:50、薩摩硫黄島の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げる噴火警報(火口周辺)を発表しました。
今後、火口から半径約1kmの範囲に噴石を飛散させる程度の小規模な噴火が発生する可能性があり、火口周辺では噴火に対する警戒が必要です。火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒、風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあり、また火山ガスにも注意をするよう呼び掛けています。

■対象市町村
鹿児島県:三島村

【噴火警戒レベルと対応】●=現在の薩摩硫黄島の噴火警戒レベル
・レベル5(避難):危険な居住地域からの避難等が必要。
・レベル4(避難準備):警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者の避難等が必要。
・レベル3(入山規制):登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。
●レベル2(火口周辺規制):火口周辺への立入規制等。
・レベル1(活火山であることに留意):状況に応じて火口内への立入規制等。

© 株式会社レスキューナウ