ANA、ラウンジや機内で提供するプラスチック削減 来年度末までに総重量7割減

全日本空輸(ANA)グループは、2020年度末までに、ラウンジや機内で提供するプラスチック製品の総重量の7割を、環境に配慮した素材に変更する。

2019年度内に、機内や空港ラウンジで提供するマドラーやストロー、国際線エコノミークラスのボックスミールのカトラリーをポリプロピレンやポリスチレンから、木や紙、バイオプラスチックなどの代替素材で製造したものに変更する。

ANAでは、中長期環境計画「ANA FLY ECO 2020」で二酸化炭素排出量の抑制など、環境負荷の低減に取り組んでおり、省燃費機材・エンジンの2020年度末目標を達成したほか、バイオジェット燃料の導入、国際線で提供するプラスチック製のコップや機内食の食器カバーを再生プラスチックに変更するなどの取り組みをおこなっている。今後は、紙製品も代替素材にすることを研究、検討する。

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