周期的に寒気が南下

令和元年の秋前半は、全国的に気温が高い日が多く、東京でも10月に最高気温が30度以上という真夏日になりました。11月に入ると寒気が南下するようになりましたが、気温が下がって平年並みです。
札幌でも、11月にはいると、最高気温、最低気温ともに平年値くらいの日が続く予報です。現在、北海道上空約5500メートルには氷点下27度以下の寒気が入っており、11月2日に稚内で初雪を観測しました。この寒気は4日くらいまで南下していますので、他の地方でも初雪を観測するかもしれません。
次の寒気南下は11月10日頃で、氷点下27度の寒気は東北までと、より南まで南下する予想です。

気象予報士・饒村 曜

画像について:図 札幌の最高気温と最低気温(11月3~9日は気象庁予報、11月10日以降はウェザーマップ予報)

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