パワプロ使ったeBASEBALL開幕! 昨季日本一西武は負け越しスタートも「巻き返しが効く」

西武はオリックスと対戦し1敗2分と負け越した【写真:編集部】

開幕戦ではオリックスに負け越しも自信「これから巻き返しが効く」

 パワプロを使って実際のプロ野球と同様に日本一を目指す「eBASEBALL プロリーグ」が開幕。「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン ローソン eオープニングシリーズが3日、フジテレビで行われた。昨季日本一の西武はオリックスに1敗2分と負け越したが、パ・リーグを連覇したゲーム内の選手の使用感に手応えを口にした。

 今季で2年目を迎えた「eBASEBALL プロリーグ」は日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメントの共催で、「実況パワフルプロ野球」を使って、各球団の代表選手4人が実際のプロ野球と同様に日本一を目指す。開幕戦では昨季日本一の西武とパ・リーグ4位のオリックスが対戦し西武は1敗2分で無念の負け越し。

 惜しくも負け越しとなった西武だが、3試合全てでホームランが飛び出すなど自慢の打撃は健在。実際のプロ野球の成績でゲーム内の選手能力が決まるため、打撃力で有利になるのは間違いない。「左バッターを使うのが得意」と話す前田恭兵選手は、1試合を終えて使いやすかった選手に森友哉捕手を挙げた。

 昨季最優秀選手の緒方寛海選手と大上拓海選手はともにホームランを放った中村剛也内野手。緒方が「やっぱり中村選手は打ちやすい」と評価すると、大上も「中村選手、山川選手が圧倒的にホームランを打ちやすい」と手応えを口にした。

 また、3試合目の先発には森脇亮介投手を大抜擢。森脇は新人ながら今季29試合に登板したが、先発は1度もなかった。緒方は「想像以上に投げやすくて今後も使っていけるかな」とし、秘密兵器となるかもしれない。

 一方で好きな選手は各選手それぞれ。緒方は「憧れ」の秋山翔吾外野手の背番号「55」を背負う。高校野球好きの神谷将徳選手は今井、高橋光。ベテラン選手好きの前田は中村のファンだ。大上も高校野球時代から森のファンだという。

 開幕戦は負け越しとなったが、神谷は「2分1敗はそこまで悪くない。これから巻き返しが効く」と昨季王者の自信を見せる。リアルのプロ野球同様に連覇を目指す。(工藤慶大 / Keita Kudo)

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