侍J丸、合流初日に2度のフリー打撃「緊張感の中に充実感」 “ぶっつけスタメン”も

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侍ジャパンに合流した巨人・丸佳浩【写真:編集部】

5日のベネズエラ戦から台湾で3試合のオープニングラウンド

 野球日本代表「侍ジャパン」は3日、「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)が行われる台湾・桃園国際球場で練習を行った。この日から右足薬指骨折により出場辞退となった秋山翔吾外野手に代わり、巨人の丸佳浩外野手が合流。シートノックやフリー打撃に参加した。

「緊張感の中にも充実感がある。しっかり練習できたと思います」と丸。合流初日ながら、巨人や広島のメンバーが多い今回の代表組にすんなり溶け込み、リラックスした表情で選手らと談笑する姿も見られた。

 日本シリーズ終了から2週間のブランクがある。その間も練習試合や合宿に取り組んできたメンバーとの差を埋めるため、積極的に練習に励んだ。途中、自主的にブルペンで投げる山口の打席に立つ場面も。「ストライク、ボールとかも自分の感覚と違うところがあると思う。(投球を)受けていたのが(小林)誠司だったので、確認しました」と話す。さらに「あまり時間もないですし、なるべく練習しておこうと」と、練習の終わりには菊池、坂本と共にこの日2度目のフリー打撃を行った。

 体だけでなく、心もシーズンから途切れてはいない。「終わったからと言って、精神的にガラッと変わるほうではないので気にしていない」と問題なし。前回2015年の「プレミア12」で日本は3位に終わり、丸はこの時の代表メンバーではなかったものの「僕も見ていて悔しかったですし。前回の悔しい思いを晴らせるように。全員野球で世界一を目指します」と既に日の丸にかける思いは強い。

 稲葉篤紀監督もその仕上がりに「もっと動けないというか、体ができていないか思いましたが予想以上に動けていた」と納得の表情。秋山に代わり、中堅手として“ぶっつけ本番”の可能性もあり「本人もそのつもりで来てくれていると思うので、明日も状態見ながら、スタメンは考えます」と前向きだ。

「今日の練習ではやりたいことをしっかりやれた。明日はやれることも限られるので、確認をします」と丸。5日からのオープニングラウンド3試合での活躍に期待が高まる。(臼井杏奈 / Anna Usui)