長与町制50年で式典 個人や団体を表彰

町制施行50周年記念特別表彰などの贈呈が行われた記念式典=長与町民文化ホール

 西彼長与町の町制施行50周年記念式典が3日、同町吉無田郷の町民文化ホールであり、来賓や町民ら約350人が出席。次の50年へ向けた新たな一歩を祝った。
 1969年1月1日に村から町へ移行。ミカンを中心とする農業主体の町だったが、長崎市のベッドタウンとして団地開発が進んだ。町制施行当時約1万3500人だった人口は今年1月には3倍以上の約4万1900人に増えた。
 吉田慎一町長は「先人のたゆまぬ努力により、自然と調和した住みよい町づくりが進められた。子育て、教育、健康づくりをさらに充実させ、だれもが健やかに暮らせる町づくりを目指したい」と式辞を述べた。
 式では、町勢振興に多大な貢献のあった延べ77個人・団体に表彰状や感謝状の贈呈式があった。72年から28年間町長を務めた吉田安親さん(93)ら8人7団体が町制施行50周年記念特別表彰を受けた。

 ほかに50周年記念特別表彰を受けた個人、団体は次の通り。(敬称略)
 【個人】葉山友昭、池原泉、橋本希俊、川口美人、森泰三、西川浩、浦敏明
 【団体】高田地区コミュニティ活動推進会議、町交通指導員会、町母子保健推進員協議会、吉無田獅子舞保存会、町ソフトボール協会、町卓球協会、町剣道協会

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