北から冬の便り 続々と

4日(月)の朝は、北日本中心にこの時季としては強い寒気が入り、北海道や東北北部では今シーズン一番の冷え込みとなった所が多くありました。岩手県盛岡市では初氷と初霜、北海道函館市では初氷が観測されています。いずれも平年より1週間以上遅い観測となりましたが、着々と北から季節は冬へと移り変わっています。

さて、三連休最終日は全国的にお出かけ日和となっています。太平洋側ではたっぷりと日差しが降り注ぎ、湿度も低く、厚手の洗濯物や布団干しに最適でしょう。

西~北日本の日本海側は、寒気や湿った空気の影響で雲が広がりやすくなっており、午後は再び時雨れて、にわか雨、北海道の山沿いでは雪となる所もありそうです。西日本では次第に晴れ間も出てくるでしょう。

あす5日(火)も全国的な晴天は続きます。けさより冷え込みの強まる所が多いですが、日中の日差しの下では温かく、小春日和となりそうです。

気象予報士・佐藤 温子

画像について:11月5日(火)の天気と気温の予想

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