アストラゼネカが初の医薬品発明インデックスのトップ

アストラゼネカが初の医薬品発明インデックスのトップ

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【ロンドン2019年11月3日PRNewswire=共同通信JBN】
*IDEA Pharmaによる世界製薬業界の初の新規パイプライン年次番付

IDEA Pharmaが3日公表した初の年次医薬品発明インデックスで、アストラゼネカが開発途上案件(パイプライン)の新規性と広範さでトップの企業となった。

米フロリダ州ボカラトンで開催された医薬品革新サミットで2019年に初めて発表されたPharmaceutical Invention Index(医薬品発明インデックス)は、最も革新的な製薬企業のパイプラインで現在開発中の新薬剤の範囲と奥行きに焦点を当てて調査したもの。パイプラインに価値を付加し、あるいは価値を引き出す能力で製薬企業に順位をつける番付と並び、このインデックスは誰が重要な医薬品を開発し、研究・開発(R&D)で科学と革新に取り組んでいるかの将来の見通しを提供する。

Pharmaceutical Invention Indexは重要な4規準から成る。パイプラインから市販医薬品となる比率、新規薬剤研究の試験数、規制当局による「新規」指定の比率、企業のR&D投資の評価である。データは各企業を客観的に評価し、上位30社それぞれの各部門別の採点のために利用される。これらの点数により企業の総得点を計算し、順位を付ける。

アストラゼネカは順位でトップとなり、全4規準にわたり非常に得点が高かった。アストラゼネカはパイプラインの商業化比率が高く、新規薬品研究の試験数が多く、規制当局の「新規」指定比率も高く、R&D投資の健全な実績と段階的・組織的な改善のコミットメントもあった。

企業最終順位
アストラゼネカ 1
セルジーン 2
イーライリリー 3
ノバルティス 4
アッヴィ 5
バーテックス 5
ブリストル・マイヤーズ スクイブ 6
Regeneron Pharmaceuticals 7
第一三共 8
GSK 9
バイオジェン 10

IDEA Pharmaのマイク・レイ最高経営責任者(CEO)はインデックスについて「発明と革新には決定的な違いがある。成功は意味のある顕著な医薬品の発見・開発(発明)で達成され、これらの医薬品を市場に出し、患者に届けること(革新)によって実現する。アストラゼネカのような規模と歴史の企業が比較的短期間で社運を好転するのはすばらしい」と論評した。

詳細は次を参照: www.ideapharma.com

▽問い合わせ先
Sam Varney
Communications Director
IDEA Pharma
Tel: +44 (0)1234-756-340
Email: pii@ideapharma.com

ソース:IDEA Pharma