MLB公式サイトがアウォード受賞者を予想 MVPは熾烈な争いに

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日本時間11月4日、今季のゴールドグラブ賞の受賞者が発表され、アウォード受賞者の発表シーズンが幕を開けた。日本時間11月12日からは4日連続で新人王、最優秀監督、サイ・ヤング賞、MVPの受賞者が発表される予定だが、MLB公式サイトではその受賞者を予想。ア・リーグのMVPとサイ・ヤング賞、ナ・リーグのMVPでは、それぞれ2人の最有力候補者による熾烈な争いが予想されている。

今回の予想では、各賞の「最有力候補者」と「その他の候補者」の名前を挙げる形で受賞者を予想。ア・リーグでは、新人王にヨルダン・アルバレス(アストロズ)、最優秀監督にアーロン・ブーン(ヤンキース)、ナ・リーグでは、サイ・ヤング賞にジェイコブ・デグロム(メッツ)、新人王にピート・アロンゾ(メッツ)、最優秀監督にデーブ・マルティネス(ナショナルズ)が単独で「最有力候補者」に選出された一方、先述の3部門では「最有力候補者」に2人の名前が挙げられ、熾烈な争いになることが予想されている。

ア・リーグのMVPは、マイク・トラウト(エンゼルス)とアレックス・ブレグマン(アストロズ)の2人が「最有力候補者」となった。すでにMVPを2度受賞しているトラウトは、今季も打率.291、45本塁打、OPS1.083の好成績をマーク。しかし、故障の影響で9月の大部分を欠場し、出場試合数はブレグマンのほうが22試合も多い。ブレグマンは、打率.296、41本塁打、OPS1.015の好成績で両リーグ最多の107勝を挙げたチームの地区優勝に大きく貢献しており、その点を考慮するのであれば、ブレグマンにより多くのポイントが集まるかもしれない。

ア・リーグのサイ・ヤング賞は、アストロズのチームメイトであるジャスティン・バーランダーとゲリット・コールの一騎打ち。バーランダーは最多勝、コールは最優秀防御率と最多奪三振のタイトルを獲得したが、今季両者が残したスタッツはほぼ互角。投票権を持つ各記者が何を重視するかによって明暗が分かれることになるだろう。なお、バーランダーは2011年に受賞経験があり、2016年と2018年も僅差の2位。一方のコールは2015年の4位が最高である。バーランダーの過去の受賞経験や2度も僅差で2位になっていることがどのように作用するかも注目されている。

ナ・リーグのMVPは、コディ・ベリンジャー(ドジャース)とクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)の2人が「最有力候補者」となっている。ベリンジャーは、打率.305、47本塁打、115打点、15盗塁、OPS1.035と自己最高の成績を残し、昨年MVPに輝いたイェリッチも、打率.329、44本塁打、97打点、30盗塁、OPS1.100と昨季以上の好成績をマーク。イェリッチが自打球による骨折で9月の大半を欠場したことがどのように影響するだろうか。また、打率.319、34本塁打、126打点、5盗塁、OPS1.010をマークしたアンソニー・レンドン(ナショナルズ)が両者の争いに割って入る可能性もありそうだ。