中国輸入博、中国市場開拓を目指すNZ企業の「無申告通路」に

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中国輸入博、中国市場開拓を目指すNZ企業の「無申告通路」に

 ニュージーランドの食肉大手シルバー・ファーン・ ファームスの製品。中国は2019年、同社最大の牛肉・羊肉輸出市場となった。(資料写真、クライストチャーチ=新華社配信)

 【新華社ウェリントン11月4日】汪志堅(おう・しけん)駐クライストチャーチ中国総領事はこのほど、中国上海市で11月5日に開幕する第2回中国国際輸入博覧会(輸入博)について新華社の取材に応じ「多くの外国企業にとって、輸入博への参加は中国市場の『無申告通路』に入ることを意味する。輸入博での展示とプロモーションにより、多くの良質で特色のある製品への注目がさらに高まり、消費者のもとに届くスピードが早まる」と語った。

中国輸入博、中国市場開拓を目指すNZ企業の「無申告通路」に

 10月30日、新華社の取材に応じる汪志堅駐クライストチャーチ中国総領事(右)。(クライストチャーチ=新華社記者/盧懐謙)

 汪氏は、ニュージーランド(NZ)は第1回輸入博で大成功を収めたと述べ、NZの出展企業と中国企業114社との意向成約額は5億9千万ドル(1ドル=約109円)を超え、展示面積1平方メートル当たりの意向成約額は約10万ドルだったと紹介した。

中国輸入博、中国市場開拓を目指すNZ企業の「無申告通路」に

 旧暦1月15日の元宵節(げんしょうせつ)のイベントであいさつする汪志堅駐クライストチャーチ中国総領事。(2月21日撮影、クライストチャーチ=新華社記者/盧懐謙)

 今年の輸入博では、NZの共同展示ゾーンはより高仕様となり、業種の構成も出展企業の規模も拡大する。特に単独で出展する企業や優良ブランドの増加が目立つ。今回、新たに出展する有名企業には水産大手のシーロードグループやサンフォード、食品関連企業の「Vogel’s」や「Vitaco」などが含まれる。

中国輸入博、中国市場開拓を目指すNZ企業の「無申告通路」に

 10月19日、中国遠洋海運集団(コスコ・グループ)が輸送を請け負い出荷する、第2回輸入博に出展予定のニュージーランドなどの製品。(クライストチャーチ=新華社記者/盧懐謙)

 汪氏は、輸入博はNZを含む世界各国の企業が自社のイメージを提示し、知名度を高め、新たな顧客と出会うには、またとないチャンスだと強調した。出展企業は最も直接的で有効的な方法により、ターゲットとなる顧客と一対一で相互交流でき、中国市場または第三国の市場を深く開拓するという目的を果たせる。各国の企業にとって輸入博への出展は、製品のプロモーションだけでなく中国の最新の政策や業界動向の把握に役立ち、中国市場の動向と消費者の好みを理解できるため、ターゲットに合わせた有効な生産とマーケティング戦略につながる。

中国輸入博、中国市場開拓を目指すNZ企業の「無申告通路」に

 アリババグループの通販サイト「天猫(Tmall)」のニュージーランド旗艦店で販売される商品の一部。(4月18日撮影、クライストチャーチ=新華社配信)

 中国・NZ両国の経済貿易協力は質的にも効率的にも向上し続けており、現在、協力分野の拡大と、より高レベルな拡大発展を目指している。汪氏は、今回出展するNZ企業は、第1次産業のみならず、電子商取引(EC)や航空、生物製剤、環境などの分野にわたっていると指摘した。乳業最大手フォンテラやキウイの生産・販売を手がけるゼスプリ・インターナショナル、食肉大手「シルバーファーン・ファームス」など各業界の大手企業以外にも、多くの中小企業が出展登録をしている。NZの出展企業の多様化は、中国・NZ両国の経済貿易協力の良好な発展状況を反映している。(記者/盧懐謙、李恵子)

中国輸入博、中国市場開拓を目指すNZ企業の「無申告通路」に

 アリババグループの通販サイト「天猫(Tmall)」のニュージーランド旗艦店で販売される商品の一部。(4月18日撮影、クライストチャーチ=新華社配信)