歴史さんぽ 七十九 古墳時代のはじまり ―権現山(ごんげんやま)古墳群―

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滝地区にある権現山古墳群は、今から約1700年前に造られた有力者のお墓です。現在、前方後方墳1基と方墳11基が確認されています。古墳出現期のもので、墳丘(ふんきゅう)が残っている前方後方墳は大変貴重です。ふじみ野市のみならず、埼玉県における古墳時代の始まりがよく分かるため、6基の古墳と7点の出土土器が県の指定文化財になっています。

土器は古墳の周りに掘られた溝の中から出土しました。墳丘の上で行われたおまつりに使用されたものと考えられますが、そのうちのいくつかのつぼは底の部分が割れています。たまたま割れたものではなく、わざと底に穴が開くように作られたのです。わざと穴を開けた理由ははっきり分かっていませんが、どちらも普段の生活用ではなく、おまつり用の土器であったと考えられます。
これらの土器は、11月9日(土)から朝霞市博物館で開催される企画展「朝霞から見る古墳の出現—方形周溝墓から古墳へ―」に展示されます。普段、上福岡歴史民俗資料館に常設展示しているもの以外の権現山古墳群出土土器も展示予定です。
詳しくは朝霞市博物館のホームページをご覧ください。

◆権現山古墳群史跡の森
ACCESS
・滝1-5
・循環ワゴンふじみん号Aコース 「滝三丁目」下車徒歩5分