【プレミア12】侍Jの開幕投手は山口! 稲葉監督が明言「自分の投球を」、4番は鈴木

侍ジャパンの巨人・山口俊(左)と広島・鈴木誠也【写真:Getty Images】

強化試合のカナダ戦では2回6失点だった山口「修正してくれていると思う」

 野球日本代表「侍ジャパン」は5日、「第2回WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)オープニングラウンドB組初戦のベネズエラ戦を戦う。4日は台中インターコンチネンタルスタジアムで公式練習を行い、練習終了後に稲葉篤紀監督は山口俊投手に初戦の先発を、鈴木誠也外野手に4番を託すことを明言した。

 世界一への戦いを翌日に控えた前日、稲葉監督は「明日は山口です。前回のカナダ戦では色んなことが分かった。修正してくれていると思うので期待したい。初戦ということでプレッシャーはあると思うけど、自分の投球をしてくれれば大丈夫」と力強く明言。強化試合のカナダ戦では2回6失点だった右腕だが、指揮官は揺るがぬ信頼感を口にした。

 打順は「明日までしっかり悩もうと思っています」という指揮官だが、「4番は誠也でいきます。今1番強く打てる打者。勝負強さもあるし、打線の軸になる」と、鈴木の4番ははっきりと明言した。「選手たちはジャパンを背負ってくれている。家族のためにも世界一を取って喜びたい」。稲葉監督率いる侍ジャパンの戦いが始まる。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

© 株式会社Creative2