旧出島神学校の屋根に謎の木 長崎・出島

謎の木

 長崎市出島町の旧出島神学校の屋根に謎の木がひょっこりと生え、ちょっとした話題になっている。
 同校は1878(明治11)年に建設され、木造2階建て。現在、2階には長崎市出島復元整備室が入っており、今年の夏ごろ、職員が屋根に雑草のようなものが生えているのに気付いたという。
 その後成長し、はっきりと木と確認できるまでになったが、根が張ると雨漏りの原因になるため取り除くという。「木は鳥が運んできたのかもしれない」と職員。もうしばらくは珍しい光景が拝めそうだ。

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